R6.3月19日(火)

 みなさんこんにちは。今日は卒業式でした。

 朝は、在校生のよる「6年生を送る会」を行いました。各学年がお祝いの言葉や感謝の言葉を伝えるとても温かい会でした。お祝いの言葉の後は、5年生と6年生のエール交換。運営委員会の5年生代表が、これまでのお礼と、後を受け継ぐことを立派に伝えました。それにこたえて、運営委員の6年生の代表が、これまでみんなで協力し合って台小を作ってきたこと、これからもみんなで力を合わせて台小をつくっていってほしいこと、台小のよさを良さをしっかりうけついでほしいこと、そして来年度は創立50周年の大きな節目の年なので、みんなで力を合わせていい50周年の行事を作っていってほしいこと、51年目に続く50周年にしてほしいことを伝えました。5年生も6年生も、自分の言葉で伝えていて素晴らしかったです。また、全校のみんながしんとなってその言葉を一言一言聞いていて、6年生と在校生の気持ちがつながり合うエール交換となりました。入退場は陽気な音楽が選ばれ、最後のお別れ行進は「サンバ」のリズムで花道を歩いた6年生。明るく楽しく温かく6年生を送ることができました。5年生の運営委員の司会や進行、それぞれの役割の動きが素晴らしかったです。

 卒業式。自分たちで自分たちの卒業式を創り出す、その気持ちをどう行動で表せるか、行動で表すことで気持ちをさらに高め、自分たちで納得のいく卒業式を創る、そんな覚悟があらゆるところで感じられる卒業式でした。卒業証書を受け取る子どもたちの清々しい態度。うなずきながら話を聞く姿。思いを込めて語り、歌った門出の言葉。入退場。門出の言葉で涙する子どもたちを見て、本気の思いで自分たちの卒業式を創り上げようと臨んでいる子どもたちの、誠実でたくましい心根を深く感じました。そして、仲間とともにつくる、ということを一人ひとりが大切にしたからこそ生まれる一体感と温かさも、会場にいた皆さんが感じたようです。門出の言葉の子どもたちの姿を見て、精一杯、自分の思いを出し切っている様子に胸をうたれました。6年間、一日一日積み上げてきた成長が見えるようでした。

 5年生も立派でした。在校生代表と言っても、初めて経験する卒業式に迷いもあったことと思います。6年生の姿を見て、6年生の気持ちを知って、徐々に気持ちを高め、行動で表すことができるようになりました。一人ひとりの気持ちの温度差が次第になくなり、一体感を作り出す門出の言葉の中での5年生の言葉と歌は素晴らしいものでした。5年生のチームワークが光る卒業式でした。

 保護者の皆さま、ご来賓の皆さま、本日は卒業式にご列席いただきありがとうございました。皆さんとともに成長した6年生を送りだすことができたことをとてもうれしく思いました。これからも子どもたちを温かく見守り、ともに成長を願うことができたらこれほど幸せなことはありません。6年間、本当に子どもたちに愛情を注ぎ、支えてくださった保護者のみなさま、ご来賓の皆さま、ありがとうございました。また、電報やお祝いの言葉をくださった皆様、本当にありがとうございました。