R2.9月11日(金)

  みなさん、こんにちは。暑い暑いとはいっても、秋の虫たちが朝から鳴いていて、秋の訪れを感じます。1年生の教室に入ると、いつもは「おはようございます!」と元気に挨拶してくれる子ども達が、今日は黙っています。何だろうと思っていると、耳に手をやっている子と、「しーっ」と人差し指を口に持っていく子がいて、これは何かの合図だな、と思っていたら、何人かの子が「むし、むし、こおろぎ」「ないてるよ」「きこえるよ」と小さい声で教えてくれました。なるほど、そうだったか!と思い、耳を澄ましました。「コロコロコロ・・・・」。聞こえました、コオロギの鳴き声。思わずOKマークをだすと、子ども達もニコニコしてOKマークを返してくれました。一緒に同じことを体験し(今日は虫の音を聞くこと)、共感するって本当にうれしいことだと、あたたかな気持ちになりました。

 さて、今日は、偶然出会った4年生の「学級目標の掲示づくり」の写真をお届けします。保護者の皆様は、なかなか見ることが出来ない場面だと思います。学級目標は、子ども達が「こんなクラスにしたい」という願いを話し合い、決めていきます。簡単に決めるものではなく、一緒に過ごしていく中で、こういうクラスにしたいという願いが生まれ、そこから作り上げていきます。日々の生活や、行事への取組、学習への取組など、一緒に過ごす仲間と目指すもの、そして、いつもそこに立ち返ってより良いクラスを自分たちで創り上げていく指標、シンボルとなります。今日の写真は、決まった学級目標をシンボルとして教室の中に飾るものを作っているところです。分担しながら、休み時間なども使って、何日かかけて作っている、その途中でした。子ども達は、「自分たちのクラスの目標」「みんなで決めたもの」という誇らしげな気持ちだったと思います。子どもたちの表情や作業の様子からそれがビンビンと伝わってきました。

 もう少ししたら、各クラスのクラス目標をご紹介したいと思います。皆様、どうぞ楽しみにお待ちください!