R3.12月13日(月)

 みなさんこんにちは。今日は日差しは暖かかったですが、風が寒かったですね。

さて、今日、3年3組は、自分たちが総合的な学習の時間で取り組んでいるペットボトルキャップの活動で、ワクチンにつながることを詳しく聞きたいと、JCV(Japan  Committee  Vaccines  for  the  world's  children)世界の子どもにワクチンを日本委員会の清水さんに来ていただき、いろいろと話を聞いたり、質問に答えてもらったりしました。3組は、環境広報委員が窓口になっているペットボトルキャップのリサイクルの容器が教室前にあることからキャップに興味をもち、遊んだり、アートにしたり、と楽しむことと同時に、リサイクルについて考える活動をはじめました。リサイクルをした収益金でワクチンの募金ができる、ということが分かると、どんな仕組みになっているんだろう、と興味を高めました。自分たちのリサーチで、ポリオワクチンにはキャップ533個、はしかの予防のためのワクチンにはキャップ2533個で一人分のワクチンになり、命を守ることができる、ということを知った子どもたち。こんなに身近なものが子どもたちの命を救うことにつながっていることに驚き、自分たちもその活動ができないかを考え、実行しようと取り組みだしています。わからないことも多くあり、誰に聞いたらいいんだろうと探している時、キャップを集めてもらう業者の方につながることができ、いろいろ教えてもらうことができました。そしてそこから、今日来ていただいた、JCV(世界の子どもにワクチンを日本委員会)の清水さんを紹介してもらうことができました。お願いをする電話をかけるときはとてもドキドキ!学校の携帯電話を借りて、クラスで電話をかけました。自分たちでお願いしてつながることができた3組の子どもたちです。今日は、世界の子どもたちの現状をビデオを見ながら教えてもらいました。また、現地に行ってワクチンを実際に接種している様子も見せてもらいました。今の世界の様子を目の当たりにして、子どもたちは、自分たちが集めたペットボトルが命を救うことにつながることを、より身近な問題として感じることができたようです。質問もたくさん出て、清水さんもびっくりしていました。優しくお話してくれる清水さんとの出会いは、子どもたちにとって大きな出会いになったようです。これからの活動を、子どもたちはあらためて考え始めたようです。