★4年生が5年生にいたち川のことを教えました
R3.2月9日(火)
みなさん、こんにちは。とんぼ池にある梅が花を咲かせ始めました。1年生の教室のベランダの真下にありますので、1年生が梅の花が咲きそうだよ、と教えてくれていました。今日、見て見ると、真っ白な梅の花が咲き始めていました。
さて、明日、5年生は日帰りの体験学習に出かけます。いたち川をたどりながら上郷の森に入り、源流に出合うコースです。いたち川沿いは遊歩道が整備されていて、川や周りの自然に親しむことができます。いたち川と言えば、今年度、総合で取り組んでいるのが4年1組です。いたち川の魚や生き物、植物、鳥、歴史、川の作りなど、実際に川に行って観察したり、魚や生き物をつかまえたり、川づくりに貢献した方のお話を聞いたりなど、いたち川の魅力についていろんな視点からとらえ、探究してきました。その4年1組が、5年生からお願いされ、これまで調べたいたち川について、5年生に教える会が行われました。かがやきステージでの発表をさらにコンパクトにまとめ、5年生の体験学習に役に立つことを選んでまとめた4年生の発表はとても素晴らしかったです。
5年生は本当に真剣に話を聞き、最後に感想を聞いたときは、たくさんの手が上がりました。「今まで見ていたけど、こんなにすごいことがわかりました。明日が楽しみになってきました」「川はいつもきれいだと思っていたけれども、愛護会の人たちが掃除してくれていることを知り、自分もきれいな川になるようにしたいと思いました」「魚や鳥がこんなに多くいることを知りませんでした。明日は見つけられるといいなと思います」「ますます興味がわいてきました」「自分たちでたくさんのことを調べ、まとめていてすごいと思いました」「自分も鳥に興味があるので、明日、紹介してもらった鳥が見つけられるようにしたいと思います」などなど。自分たちの明日からの体験学習をさらに豊かに、いいものにできるようにしたい、という気持ちが真剣に聞く様子から伝わってきました。下の学年から話を聞く、というのは、あるようでない学習かもしれません。5年生が素晴らしいのは、相手を尊重しながら話を聞くことができる、ということです。下級生ではあるけれど、一生懸命調べたことをしっかり受け取ろうとしていました。そして、自分たちの学びに生かそうとしているようでした。
子どもたちは、学び合いに垣根を持っていないのだと思います。一生懸命やっている子の学びを尊重する、その学びを素直に受け止め、自分の学びに生かそうとしていく・・。そうした気持ちがお互いに育っていく様子を今日はお伝えしました。明日のお天気は晴れマークです。ふるさと栄区の自然に親しみ、そして仲間と協力して、自分たちの力で豊かな時間を創り出す喜び、達成感をぜひ感じてきてほしいと思います。