R3.2月3日(水)

みなさん、こんにちは。今日は立春。暦の上では春の訪れを感じる日となりました。まちの中を歩いていると、梅の花が咲き出していて、ふと「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」という句を思い出します。

さて、きのうのHPで、近所の幼稚園・保育園・小学校・特別支援学校グループで同じようにチューリップを植える交流をしていることを書きました。会えないけどこころがつながる「なかよしチューリップ」です。保育園や幼稚園のチューリップの様子を見せてもらったり、お聞きしたり、お手紙をもらったりしました。今日見せてもらったやまゆり保育園では、花壇に植えたチューリップの芽が出始めていました。早く芽が出るように、あったかいお部屋の中にしばらく球根を置いておいたそうです。子どもたちは、元気に芽を出すように、と球根を手に持って温めたりしていたそうです。子どもたちのあったかパワーが届いたのでしょう、元気な芽が出ていました。先日訪れた新おおふな幼稚園では、たくさんのお日様を浴びて、プランターに植えた芽が出始めていました。「教室ではチューリップの水栽培もしているんですよ」、と先生がお話してくださいました。お花の芽が出るところ,どんどん大きくなるところを、どの園でも学校でも同じように子どもたちが楽しんでいます。春になったら、なかよしチューリップが一斉に咲き出すのが楽しみです。花壇やプランターには、1年生が作ったチューリップの絵が描かれた立札が飾られていました。「はやくめがでますように」「がっこうはたのしいよ」「げんきにがっこうにきてね」「いっしょにそだてようね」などなど、メッセージも書かれています。1年生の子どもたちのことや小学校のことを、チューリップや立札を見て感じてくれたらうれしいなあ。小学校でも1年生が、自分の植木鉢とトンボ池のプランターにチューリップの球根を植えました。芽が出始めた子もたくさんいます。保育園でも目が出たかなあ、そんなお話をしている子もいました。ベネッセ本郷台保育園からはお手紙が届きました。「ちゅーりっぷありがとう」「めがでたよ」「がっこういくからおしえてね」など子どもたちの言葉が書かれていました。きっと一生懸命かいたんだろうなあ、と思うといとおしくて仕方ありません。

「会えないけど心がつながる」。今日もそんなエピソードをお届けしました。