R4.12月12日(月)

 みなさんこんにちは。朝、校庭に出てみると、グランドがとてもきれいにならされていました。土日の後はいつもなのですが、学校開放のサッカーや野球のチームの皆さんが、練習後、きれいにトンボかけしてくれているのだと思います。使った後の後片付けのすばらしさに、いつも感心させられます。ありがとうございます。

 さて、今日は4年2組の総合「光アート」に、小菅ケ谷地域ケアプラザの岩本さん、尾崎さん、吉田さんが来てくださいました。置く光アートでみんなを幸せにしたい、という思いを持って活動している2組の子たちは、社会科見学の時、駅前のアーケード商店街にあるかどたや書店で、区主催の駅前リビングで行われる「キャンドル★トワイライト」のチラシを見つけました。さすが、アンテナが高い!この取組は地域ケアプラザの方を中心に取り組んでいる活動で、認知症への理解を育む活動の一環として行われます。2組の「光を見て、いろんな人を幸せに、笑顔に」という願いと重なるところがあり、さっそく子どもたちは、キャンドルホルダーの作り方を地域ケアプラザの方に教えてもらおうと、本日学校に来ていただくことができました。牛乳パックの表面のコーティングをはがし、そこに、カッターでいろんな形の模様や文字を切り込んでいきます。牛乳パックの中に電光を入れると、切った所から光が漏れてあたりを照らすキャンドルになります。子どもたちは思い思いの形の切り込みを入れ、楽しんで作っていました。認知症理解のために大切なこととして「驚かせない」「否定しない」「自尊心を傷つけない」「急がせない」の4つを教えてもらいました。もし、身近な人や周りにそのような人がいたら、優しい気持ちで接することでお互いに気持ちよく過ごせることを教えてもらいました。認知症はまだまだ周りの理解が進んでいないところがあります。家族で悩んでいる人たちもたくさんいます。認知症を知り、理解を深めていくことは、優しい社会を作ることにつながっていくことでしょう。認知症サポーターには小学生や中学生もいるそうです。2組の子どもたちの思いを温かい光と一緒に届けられたらと思います。12月15日(木)の15時~19時まで、本郷台駅前広場で行なわれます。2組の子どもたちがきょう作ったキャンドルも飾られます。みなさん、どうぞみにきてください。