R5.3月22日(水)

 みなさんこんにちは。今年度の授業日も残すところあと3日です。各クラスでは、1年間の振り返りや大掃除などが行われています。

 さて、1か月程前にお届けした東門の斜面にあるフキノトウですが、すっかり大きくなり、白区て細い糸のような花が咲き始めました。2年生の子どもたちが、「せんせい、フキノトウがあんなに大きくなっちゃった、もうすっかり春だね」と話しかけてくれました。「もうすっかり春です」という言葉は、2年生の国語で一番最初に学習する「ふきのとう」に出てくるフレーズです。物語で感じた春の息吹を、大小の自然にも投影しているようで何だかうれしくなりました。

 そのフキノトウですが、いったい、あのフキノトウからどんなふうにフキの葉っぱが出てきているのだろうと不思議に思い、斜面からいくつかフキノトウを摘んで、水を入れたお皿に並べてみました。すると、フキノトウが白い花を咲かせ、それが枯れてくると、根っこのところからフキの葉っぱが出てきたのです。地下茎なんですね。元気よくフキの葉っぱが出てきたのと、どんなふうに葉っぱが出てくるかが分かってうれしくなりました。職員室前の廊下に飾ってあったのですが、何人かに声をかけると「すごっ!」「こんなふうにでてくるんだ!」とびっくりしていました。朝会でも紹介してしまいました。

 フキノトウの成長にたくましい春の息吹を感じました。