みなさん、こんにちは。9月になりました。今朝は幾分涼しかったですね。ちょっと過ごしやすくなりました。

さて、今日は「防災の日」。本郷台小でも総合防災訓練を行いました。大規模地震を想定し、発災時に迅速で的確な避難ができるように訓練を行いました。今年度は密を避けるため、2回に分けて行いました。1回目は1年生、5年生、6年生、5,6,7,8組。1階、2階、4階にいる子ども達です。2回目は3階にいる2年、3年、4年生の子ども達。どのクラスも非常に静かに、落ち着いて避難ができ、大変立派でした。校庭に避難し、間隔をあけて整列した後、担任が人数報告をするのですが、その間もとても静かに待つことが出来ました。

 本日の訓練の流れです。発災のサイレンが鳴ると第1次避難として机の下に避難。職員が避難通路を確認し、本部(職員室)に報告。安全な避難ルートを確認し、避難経路を決めます。その経路を使って校庭への第2次避難。人数確認後をします。今日は負傷者が出た想定での動きも行いました。次に、校舎内の安全が確保されたと想定して教室に第3次避難。実際の発災時は第3次避難の後は、おうちの方の引き取りを待つ、ということになります。

 今から97年前の1923年9月1日に起きた関東大震災。ちょうどお昼時の11時58分が発生時刻でした。死者、行方不明者は10万5000人以上。その9割が火災によるものだそうです。横浜でも死者数2万3千人以上。建物の崩壊も8万戸以上。想像を絶する被害でした。そのことを教訓とし、災害についての理解と、被害を防ぎ、命を守るための行動を考え、日々の備えをしていくことが出来るようにと制定されたのが「防災の日」。1960年、今から60年前に9月1日を「防災の日」と制定しました。備えあれば憂いなし。毎月の避難訓練も備えの一つです。防災について理解を深め、いざという時、自分で考えて行動できる力を身に付けてほしいと願っています。

 1枚目の写真は、本部に人数報告をする職員と静かに次の指示を待つ子ども達。2枚目は第3次避難をする様子。3枚目は教室に3次避難をした後、放送で今日の訓練について話を聞いている子どもたちです。