R310月8日(金)

 みなさん、こんにちは。今日は前期の終業式でした。節目の日として、これまでを振り返り、これからを考える、そんな日にしてほしいと思いました。各教室では、一人ひとりに担任があゆみを渡しました。あゆみを一緒に見ながら、これまでの頑張りや、学んだことや学び方などへの価値付け、これから伸ばしていきたいところなどを丁寧に伝えました。これからも、一人ひとりの良さを生かし伸ばし、意欲的に学習に取り組んでいってほしいと願っています。

 さて、今日の5校時は、5・6年生が運動会で踊る伝統のソーラン節の練習をしていました。台小の伝統として代々受け継がれているのは、6年生が5年生に教える、ということです。今日は、5.6年のペアチームが9か所に分かれて、6年生が5年生に踊りを教えていました。今の6年生は、5年生の時、上級生の6年生の迫力、気迫に圧倒され、あんなふうに自分たちもなりたい、と願う子がたくさんいました。これが伝統を受け継ぐパワーになっているのだと思います。ああなりたい、と思う人が身近にいるということは、実は、人間形成にとってとても貴重で、そして大切なことなのです。

 各チームで教え方はいろいろですが、どのチームも本当に熱心に取り組んでいました。6年生は踊りのコツを教えるのも本当にうまくて感心します。また、教えてもらっている5年生も、どんどん覚えよう、という気概が溢れていて、頼もしく思いました。台小の顔として、台小の心として逞しい高学年の姿でした。どんな様子だったか、写真でお届けしますね。