R3.6月16日(水)

 みなさん、こんにちは。今日は4年生の上郷体験学習1日目でした。昨日の4時間目に、上郷に向けて気持ちを一つにする時間をとった4年生。上郷コールや4年生コールなど子どもたちが考えたコールで気持ちを一つにしていました。朝、本郷台駅前に集まった子どもたちはとてもうきうきした様子で、気持ちの高まりが見られました。しかし、バスに乗ると、そこは4年生。声を出さない、というルールをしっかり守り、静かに、落ち着いてバスに乗ることができました。

 科学館では最初に「プラネタリウム」を見ました。「世界中の電気を全部消すと、こんな夜空が見えます」というアナウンスとともに現れた無数の星を見た時、子どもたちは大感動!「最高!」「すごい!」「来てよかった!」そんな声があちこちから聞こえました。素直に感動する子どもたちがとても素敵でした。

 科学館ではグループごとに見学。宇宙、化学、電気、物理等につながるたくさんの体験コーナーを満喫していました。続いてハイキング。ひよどり団地から上郷の森に入るルートで向かいました。途中、絶景ポイントがあり、横浜の海の方から反対側の山々の方までぐるりと見渡せ、子どもたちは「こんなにきれいな景色が見られるなんて!」と、これまた素直に感動していて、その姿を見て、職員やボランティアの皆さんも感動してしまいました。今日は残念ながら富士山は見えませんでしたが、ぜひ、晴れた日に行ってみてほしい絶景ポイントです。森の中を進み、休憩ポイントの一心堂というところに来ました。そこでお楽しみのおやつを食べ、「さあ、上郷自然観察センターに向けてもう少し、出発しよう」、という時、雨がぽつぽつ降ってきました。雨具を着たり、かさを用意したりして「落ち着いて歩こうね」と進んでいきました。森の木々が傘の役割をしていて、小雨の中を歩いていった感覚です。地面はやはり水たまりが出来たり、粘土質や岩盤のところでは水が流れを作っていましたが、子どもたちは、理科で学習した「流れる水の働き」をすぐに思い出し、「学校で実験した時よりわかりやすい!」と話していました。滑りやすいところでは、グループ内で「気を付けて」といった声掛けがあり、子どもたちが作っためあての「協力し合って~」という姿も見られました。「大丈夫?」「うん、へいき。ありがとう」そんなやり取りもたくさん聞きました。全員無事にゴールに到着。濡れた雨具や体を拭いて少し休憩し、自然観察センターで今日の終わりの会を行いました。子どもたちは、「雨がふったけどとても楽しかった」「科学館もすごくおもしろかった」と話していました。雨の天気でないと気付けない音や色や景色を見られてよかった、とのこと。4年生の子どもたちの感性の豊かさを感じました。学校付近は土砂降りだったようですが、上郷の森の雨は優しい雨でした。保護者の皆様にはご心配をおかけしたことと思います。申し訳ありませんでした。お風呂やシャワーで体を温めて、早く寝て、ゆっくり体を休めましょう、と子どもたちに伝えました。明日、また、元気に会えますように!明日も子どもたちみんなで素敵な一日をつくることができますように!