R4.7月14日(木)

 みなさんこんにちは。今日は日光修学旅行一日目です。3年ぶりの宿泊です。そして6年生は、初めての宿泊体験となります。天気が心配でしたが、集合した本郷台駅は曇り空ではあるものの雨は降っておらず!見ると、子どもたち、テルテル坊主をたくさん持ってきています。名前も付けてあるようです。きっと子どもたちの願いを聞いてくれたのでしょう。ありがとう、テルテル坊主!

 今回、子どもたちが掲げたスローガンは「日光へ!最幸の思い出をつくろう!Le't Go Adventure」。最幸という造語は、おととしの運動会のスローガンに会った言葉ですが、子どもたち、そこに込められた思いをずっと持ち続け、今回のスローガンにその言葉を取り入れたようです。自分たちの力で幸せな時間、幸せな気持ちを創り出す、幸せは自分たちで創り出す、そんな思いがこもっている言葉です.

  さて一日目は、華厳の滝の見学と戦場ヶ原の散策です。これは晴れバージョンです。しかし、天気が心配でした。日光市内にバスが入ると雨が降り出しました。霧雨のような雨です。現地のビジターセンターに問い合わせ、また、天気予報や雨雲レーダーを随時確認しながら、どうも戦場ヶ原周辺は雨が降っていない、ということが分かり、晴れバージョンで行くことにしました。昼食場所の三本松園地も地面が全然濡れておらず、気持ちよくお弁当を食べることができました。その後、雨に備えて少しルートを変え、戦場ヶ原の散策へ。テルテル坊主のご利益はここにもしっかり届いていて、散策最終地点の光徳牧場の活動が終わるまで、雨に降られることはありませんでした。ミラクル!!バスに乗り、日光市内に入ると、やはりそこは雨。戦場ヶ原で雨に降られず活動ができたことを宿の方にお話すると、「信じられない!超ラッキーですね!子どもたち、もっていますね!」と言われ、本当にミラクルなんだと思いました。

 華厳の滝では、滝に圧倒され、また、滝つぼから流れ出る川の美しさや水量に圧倒されていた子どもたち。滝を見ながらテンションをあげ、感動している子どもたちは、この滝の風景をずっと忘れないに違いありません。 

 戦場ヶ原は、何とも幻想的な雰囲気の湿原を散策することができました。シラカバの林、木道、高原植物、湿地帯、カラマツや松の林、泉、せせらぎ、など、ラムサール条約で守られた戦場ヶ原の自然にとっぷりと浸りながら散策を行うことができました。湯滝付近の川では、「湯川という川だから川の水はあったかいよ」と担任に言われ、それを信じて手を入れてみると、なんと全然温かくない!ということが分かり、大笑いでした。湯滝の姿二もとても感動していた子どもたちでした。

 宿では、夕食、お風呂、お土産の買い物、部屋レクと、自分たちで時間を見ながら行動している子どもたちでした。夕食にハンバーグが出たのですが、「こんなにおいしいハンバーグ、食べたことない1」という子達もいて、みんなで食べる楽しさやうれしさが一層味を引き立たせていたのだと感じました。気持ちを育む豊かな経験なのだなあと思いました。室長会議では、自分たちの部屋の様子などを振り返り、どこを確認し、気をつけていったらよいかを考え、改善していくことを見つけていました。それを各部屋で伝え、そして実践に移しており、公共の場を気持ちよくみんなで使う、ということを、気持ちよく行っている子どもたちでした。

 明日は東照宮。一日雨の予報ですが、雨は雨なりに楽しむことでしょう。夜は、ほとんどの子があっという間に眠りに落ちていました。