R6.1月15日(月)

 みなさんこんにちは。冬休み明け2週目となりました。校庭で遊んでいる子どもたちは、みんな元気、元気!温かい午後の日差しの中、気持ちよさそうに遊んでいました。

 今日の1時間目、1年生からお誘いがあり、教室に行ってみました。そこで行われていたのは国語の「もののなまえ」の学習です。一つ一つの物の名前と、まとめて付けた名前がある、という学習ですが、それをお店屋さんという形で学習していたのでした。例えば「サーモン、まぐろ、ネギトロ、イカ、たまご、いくら・・」これらはお寿司屋さんのネタの名前です。ということで、一つ一つの名前はサーモン…ですがまとめた言葉は「おすし」。とうことでお寿司屋さん開業です。「チューリップ、ばら、マリーゴールド、コスモス、ゆり・・・」これらをまとめた言葉でいうと「花」。ということで花屋さん開業です。にんじん、だいこん、かぶ、かぼちゃ、ナス…といえば「やさいやさん」。こんなおみせもありました。「ベンツ、ホンダ、スバル、トヨタ、ニッサン、ダイハツ、マツダ、ブガッティ・・」これは車を生産している会社の名前ですね。(子どもは車の名前ととらえています)ということでくるまやさん開業。そのほかにも、「くだものさん」「かぐやさん」「ケーキやさん」「ほんやさん」「おにぎりやさん」などなど、子どもたちが考えた「一つ一つの名前とまとめて付けた名前」でお店屋さんがたくさん出来上がりました。お客さんと店の人に分かれ、買う人、売る人それぞれが会話をしながら品物を売ったり買ったりしていきました。そのやり取りも国語の「丁寧な言葉遣い」の学習です。「いらっしゃいませ」「どんなものを売っていますか」「こういうもの(やさい、おかし、くだもの・・などまとめてつけた名前)が売っています」「それではこれをください」「わかりました。ありがとうございます」「また来てください」「またきます」こんな会話です。「国語のおみせ屋さんだから丁寧な言葉じゃないと買えませんよ。みんな、頑張って!」と担任がいうと、「そうか!そうだよね!がんばらなくちゃ」と、にこにこしながら張り切ってお店屋さんごっこをする子どもたちでした。売り切れ続出で、お店屋さんとお客さんは2サイクルずつできました。最後まで楽しんでお店屋さんごっこをしていた子どもたちでした。

 楽しさの中に言葉を学ぶ要素がたっぷり入っている国語の学習。活動を通しながら学ぶことで言葉が体にしみこんでいきます。友達と一緒に楽しみながら学習することで、言葉の楽しさ、面白さ、やり取りの楽しさを味わうことができます。生活の中に溶け込むような場面設定は子どもの興味・関心、そして意欲を引き出しますね。主体的な1年生の姿、とっても素敵でした。