R4.6月16日(木)

 みなさんこんにちは。

 今日は、スピーチコンテストの本番の日でした。まだ終了していないようなので、発表原稿は明日お届けします。代表の子どもが1時半ごろ出発したのですが、その時、6年生全員が廊下に並んで、「がんばれよ!」「応援してるよ!」「行ってらっしゃい!」「緊張しないでね!」と、応援の拍手を送っていました。昇降口でも、手を振ったり、拍手を送ったりしていました。その光景を見た3年生の昇降口そうじの子どもたちは、何事?という顔をしていましたが、朝会で発表したスピーチコンテストの本番に出かけるんだよ、と教えると、「そうなんだ!」と、6年生と一緒に手を振って、行ってらっしゃいをしていました。とても、とても温かい光景に感動してしまいました。代表の子も、「いってきまーす。がんばりまーす。」とみんなに手を振り、出かけていきました。

 さて、今日の3時間目、3階廊下の消火栓の前で、3年生の子どもたちが熱い雰囲気で集まっています。そばに行くと、「先生、この消火栓のところにある非常ボタンは、押すとどうなるの?」と一斉にこちらを向いて質問してきました。子どもたちのまなざしに圧倒されて、「このボタンを押すと非常ベルが鳴って、消防署にも連絡がいきます」というと、「やっぱり!」「そうなの!?」とそれぞれの反応がありました。そして「何でここにあるんだろう」「ここは教室の前で火を使わないのに、どうしてここにあるんだろう」「廊下にもっとあるよ」「水道の近くだからあるんじゃない?」「学校の中って何こあるんだろう?」「給食室のそばとか、家庭科室のそばとか,火が出やすいところに多いのかな?」「ホースから出る水ってどこからくるの?」など、疑問が続々出てきました。消火栓の前でたくさん疑問が出てきたので、担任が「たくさん出てきたから教室で話しながらこれから知りたいことをまとめていこう」というと、「よし!」と教室に向かう子どもたち。そして、なんと、そばにいた私に「先生も教室に来れば?」と誘ってくれました。面白い勉強だから来て!という気持ちの表れだと思いました。とっても素敵な学習への意欲ですね。わくわくしながら、もちろん教室に行って子どもたちの様子を見せてもらいました。みんな真剣!意欲もりもり!

 学校の消防施設はどのようなものがあるのだろう、という学習課題からスタートした社会科のこの学習を、子どもたちはいろいろと問題解決しながら、面白がって学習していくでしょう。楽しみです。