R2.6月22日(月)

 みなさん、こんにちは。今日は梅雨寒の一日でしたね。下校の時、雨と風がひどくなってきたので、門の近くで子どもたちに「雨がひどくなってきたから気をつけて帰ってね」と声かけしていたところ、「ぼくは晴れだよ!」と声をかけてくれる子がいました。どういうことかな、と思っていたら、「ほら、ぼくのかさ、中が青空!」と、傘の内側を見せてくれました。なるほど!傘の内側には、青空の絵がプリントされているのでした。なんだか、とってもハッピーな気持ちになりました。見せてくれてありがとう!

 さて、今日は2年生のお話です。生活科で「身近な素材を生かしておもちゃをつくってみよう」という学習をした子ども達。ただの箱が動くおもちゃになったり、ただのゴムがスピードの出る車の動力になったりと、身近なものを変身させ、生活を豊かにしていく力をつけていく学習です。分散登校の時から、2年生の子はこう言っていました。「みんながそろったら、みんなで一つのものをつくりたい!」。そこで考えたのが、生活科で集めた箱を使って「ドミノ」、いえいえ、「巨大ドミノ」をつくろう、ということでした。感染防止のため、共同で物を作る学習は控えていますが、ひろい視聴覚室を使い、換気のため窓を全開し、目で合図しながら、自分たちで作った設計図をもとに作りました。写真1はドミノのコースと分担するグループの場所です。1からスタートし、途中で2と3に分かれ、そしてまた一つになり、今度はくねくね道の4、5に進み、6のカーブには、ちょっとレベル高めのくぼみが一つ。そしてゴール!! これが子どもたちが考えた設計図です。意見を出し合いながら自分たちで考えた設計図。面白さやスリリングなチャレンジも含まれています。2年生、やるなあ!楽しいこと考える天才です。全部で3回チャレンジし、やっと成功したそうです。途中、換気で開けた窓から風が入ってきて、その風で倒れてしまうというアクシデントもありつつ、成功するまで頑張りました。3密を防ぐことを、学校では「ぎゅうぎゅう」「むんむん」「がやがや」しない、という言葉で伝えています。子ども達は、自分たちがそうなっていないかを確かめながら活動を行っています。ですので、今回の巨大ドミノづくりも子ども達にとってはハイレベルな活動だったと思います。成功した子どもたちの満足げな顔はとっても素敵な笑顔満開でした。3枚目の写真にあるように、「心を合わせてできた」「みんなでいっぱいチャレンジできた」だから楽しかった、と振り返っています。

 気持ちのつながりは学びを豊かにする、子どもたちを見てそう思いました。