R4.10月22日(日)

 みなさんこんにちは。今日は運動会本番でした。子どもたちが創り上げた素晴らしい運動会になりました。各学年の演技、徒競走、低・中・高毎の団体競技、応援合戦、低学年リレー、高学年リレー。どれも、子どもたち一人ひとりが正々堂々、精いっぱいの力を出し切りました。勝ち負けはありました。悔しい思いをした子もいました。しかし、それを乗り越えてお互いをたたえ合う、清々しく、温かい態度が子どもたち全体から醸し出され、本当に素晴らしい姿だと感じました。精いっぱいやったからこそ感じる悔しさであり、全力で戦ったからこそ沸き上がる相手へのリスペクトの気持ちだったのだと思います。

 9月27日のHP「ソーラン節」から始まり、「運動会に向けて①~⑤」で、子どもたちの様子をお届けしてきました。「プロセスが大事」「素敵です!運動会の参加賞」でも、運動会に関わる子どもたちの取組をお届けしました。こうしたプロセスを一つ一つ経て、子どもが自分たちで考え、悩み、練習を重ね、「こうなりたい」「こうしたい」というめあてに向けて頑張ってきたその積み重ねが、今日の子どもたちの姿につながっています。HPもぜひお読みになってみてください。

 1年生、初めての運動会頑張ったね!「しあわせいっぱいかきたそう」のフラフープを使った演技は最高でした。2年生、「ミッション オブ やっタネナッツ」の演技は、みんなの笑顔が最高でした。リズムに乗った動きに、きらきら飾りがとてもきれいに輝きました。3年生、「輪・和・WAになる3年生」の演技では、難しかった大ウエーブが見事に決まりましたね。最後の「わ!」の掛け声もとっても素敵でした。4年生、「4年最強、みんなでスクラム!」の演技では、リズムに乗りながらの隊形移動、そして4つの輪で作ったスクラムは本当に見事でした。5・6年生のソーラン節。圧巻でした。赤い法被を着た6年生、青い法被を着た5年生。互いに切磋琢磨しながら磨いていたソーランの踊りは、気迫あふれる見事な踊りでした。3年ぶりに掛け声を全曲通して入れました。気迫のこもったこえが校庭に響き渡りました。低学年の玉入れ、チェッコリの踊りがかわいかった!でも勝負は白熱しましたね!中学年の飛びつき綱引きは知恵と力が対決し、迫力満点でした。正々堂々とした戦いぶりは見事でした。高学年の大縄跳びは、会場から「がんばれ!」の掛け声がたくさん上がりました。回し手と跳び手のタイミング、回し始めのタイミングなど、始めはなかなかうまくいきませんでしたよね。日々の練習を積み重ね、コツをつかみ、結束力を高めながら今日の本番を迎えました。どの色も、最後の1秒まであきらめず、本気の熱い思いで戦いました。掛け声も揃い、心を一つにして跳んでいる姿は最高にかっこよかった!リレーの選手の皆さん、がんばりましたね!緊張もしたと思いますが、やり抜きましたね。休み時間の練習も一生懸命取り組み、素晴らしかったです!

 学校行事として、全校で一つのことに向けて取り組むとき、そこには、子どもたち同士の横のかかわり(同学年)、縦のかかわり(異学年、たてわり)があります。また、高学年が様々な準備を整え、その姿を他の学年が見る・知る場面もたくさんあります。全校で一つのものを創り出すときにみせる高学年の姿は、中・低学年にとって、「自分もそうなるんだ、あんなふうにリードしていくんだ」という気持ちを持つことにつながっていきます。そして、それが次年度につながる力となっていきます。そうした姿も、今日の運動会で強く感じることができました。運動会の係の仕事、5・6年生は本当によく動き、そして周りの状況を判断しながら行動していましたね。素晴らしかった!音楽隊の演奏も素晴らしかったです。応援団が皆をまとめていく力、皆を力づけていく姿はどの色も見事でした。閉会式の後、応援団を囲む会があります。そこでは、「みんな、よく戦ったね」「がんばったね」「応援団のみんな、団長、ありがとう」という声が自然とおこります。今年のその風景も胸を強く打つものでした。団長たちの熱い心、涙に、皆が心を打たれていました。

 保護者の皆さん、子どもたちを温かく見守り、また励ましていただき、ありがとうございました。子どもたちが「楽しかった」「やり抜いた」という気持ちで帰ることができたのも、保護者の皆さんの支えのおかげです。ありがとうございました。台小運動会2022、無事終えることができました!