R3.11月16日(火)

 みなさんこんにちは。今日は雲の多い一日でしたが青空もところどころに見える穏やかな天気でしたね。

 さて、4時間目、廊下で楽しそうな声がするので、何年生が何をしているのだろう、見に行ってみました。すると、給食室前や図書館前のスロープで1年生が何かを転がしています。聞いてみると、図工で作った「かみざらコロコロだよ!」と教えてくれました。紙皿を車輪にして、坂道で転がしたり風を送ってころがして遊ぶもの、それが「かみざらコロコロ」でした。この頃、朝登校してくるとき、1年生が、箱やラップの芯など、いろいろ持ってきているな、と思っていましたが、これに使うものを家で見つけて持ってきていたのでした。身近にあるものを使って遊べるものを作っちゃう、という、想像的で楽しい工作の学習は、子どもたちにとってとても楽しい時間だったようです。スロープはもちろん、階段でも転がしていて、いったいどんなふうに動くのだろうと見ていると、1段1段下に落ちた時に生まれるパワーからの転がる力で、コロコロパタン、コロコロパタン、と下に転がっていく様子は見ていてとても面白かったです。学校探検で大好きになった学校、どこに何があるかわかっていて、それを駆使しながら遊ぶ場所を選び、遊びながら改良し、友達と競走して一緒に遊びを楽しくし、と、思考力全開で取り組んでいる1年生の子どもたちでした。後片付けも、誰に言われるでもなく始めていて、こうした態度も大切に価値づけていきたいところです。