R3.6月8日(火)

 みなさん、こんにちは。今日は暑い一日でしたね。3・4時間目に「たてわり公園遊び」に出かける予定でしたが、10時過ぎから気温が上がり始め、WBGT(暑さ指数)が警戒レベルになったため、子どもたちの安全を考え、延期することにしました。24日が予備日となっています。

 さて、5時間目が始まる前に3年1組の教室の前を通ったところ、子どもたちがアジサイの花が教室の中にあることを教えてくれました。きれいなアジサイが飾られています。さらに、ベランダにいろいろな植物の種を蒔いたポットがあることも教えてくれました。芽が出ているのもあります。ミニヒマワリやホウセンカ、マリーゴールドなどです。それらの花は、総合的な学習の時間で子どもたちが植えたものとのこと、子どもたちが説明をしてくれました。そして、教室のアジサイも、実は総合的な学習で使っているものだとのこと。詳しく聞いてみると、今年の3年1組の総合は「花」でいろんなことをやるのだそうです。アジサイは押し花にしているとのことで、何人かの子どもが自分が作ったアジサイの押し花を見せてくれました。とてもきれいにできています。押し花に実いているうちに5時間目が始まりました。5時間目はちょうど総合でした。担任が、「みんながこの前作った押し花はできているかなあ」とロッカーの上に、横に寝かせて置いてある国語の辞書に目をやりました。子どもたちは、「きっとできているよ。見てみようよ」と、それぞれの辞書を机に持ってきて、そっとページをめくりました。そこから出てきたのは、子どもたちが台小農園で摘んだ草花の押し葉、押し花でした。ティッシュペーパーに挟んで、辞書で挿み、辞書を重しにして作っていたのでした。アジサイ、たんぽぽ、ヒメジョン、クローバー、ドクダミ、スベリヒユ、カタバミなどなど。あまりの美しさに、可憐な様子に、子どもたちも私も息をのみ、そして、笑顔、笑顔!子どもたちが自分の押し花をそっと手に取るときの手つきは、まるで宝ものを触るような優しい手つきで、その様子から、子どもたちの心の中が垣間見えたように思いました。

 子どもたちが押し花をいくつかプレゼントしてくれました。ガラスの皿に置いたら、なんだかとても素敵な飾りになりました。これから、その押し葉や押し花をどんなふうにしていくか、子どもたちも夢が膨らんでいるのだそうです。これからの活動がとても楽しみですね。