R3.1月28日(木)

みなさん、こんにちは。今日は昼頃から雨となりました。冷たい雨でしたが、トンボ池に咲き出した菜の花の葉っぱは、雨水を大きなしずくにして弾いていました。

さて、今日は6年3組が大凧に挑戦しているお話です。3組は総合で「凧作り」に取り組んでいます。希望を乗せる凧、元気を乗せる凧、と子どもたちが思いを凧に託す活動をこれまでやってきました。先々週には、子どもたちが相模原凧保存会の方たちに教えてもらいながら作った凧を、本郷台中央公園であげることができました。凧づくりには様々な技と知恵と伝統がつまっていることを、名人たちにたくさん教えてもらいながら作った凧は、大きく空に舞い上がりました。最初に自分たちで作ったビニール凧はいくら作り直しても揚がらず、そこで名人に出会った子どもたちでしたので、教えてもらって作った凧が風をはらんで舞い上がる様子にとても感動していました。

そして次なる挑戦が「大凧」です。卒業を前に、この学校に残せるものを作りたいという思いと、クラス全員で作った凧に自分たちの思いを乗せて揚げよう、という思いでチャレンジしています。今日は骨組み作成チームと凧の絵を描くチームに分かれて活動。骨組み作成班は、160㎝×160cmという大きなサイズの凧の骨組みを、竹で正確に、丁寧に組んでいきました。凧の絵チームは下絵を描きました。まだ完成はしていませんが、真ん中に漢字一文字を書くのだそうです。自分たちの思いを込めた漢字だそうで、ひとたび決まったものの、作っているうちに、これではないんじゃないか、と思いはじめ、また話し合うようです。思いを乗せた大凧。いったいどんな凧に仕上がるのでしょうか。楽しみです!

今日も、名人たちのアドバイスにうなずきながら、熱心に、そして夢中になって取り組んでいた6年3組の子どもたち。名人が帰るときは、いつも玄関まで見送っていますが、今日も、車が見えなくなるまで、「さよなら」「ありがとうございました」「またきてください!」と手を振りながら見送っていました。