R5.5月24日(水)

 みなさんこんにちは。今日は4年生上郷体験学習2日目です。昨日の雨がすっかり上がり、今日はぴかぴかの晴天に恵まれました。ヤッホー!!

 待ちに待った今日の森での活動が始まりました。「上郷図鑑を作ろう」という活動です。水辺グループ、植物グループ,虫グループに分かれて活動開始。水辺グループはいたち川の源流付近の川で、山田陽治さんが捕まえてくれた水の中の生物をじっくり観察して絵と文で図鑑のページを作りました。在来種のヌマエビ、外来種のヌマエビ、オイカワの稚魚、ヤゴ(ヤゴもいろんな種類のヤゴがいました!)、カニ、アメンボ、カエル、などなど、たくさんの種類の水の生き物がいて、子ども達も「いたちがわすごい!」といいながら活動をしていました。水の中に入れるのは許可をもらった一人だけ、という決まりがあり、今回は山田さんに入っていただき、生き物を見つけてもらいました。子ども達も川面を良く見つめ、「あっ、いたいた!!」と山田さんとコラボしながら生き物を見つけていました。植物グループは、炭焼き小屋から自然観察センターに向かう道でいろんな植物を見つけていました。これ、と思ったものを一つ決め、それをじっくり観察して図鑑のページを作ります。観察の仕方は、4月に理科の授業で山田さんに教えてもらっていたので、諸感覚を使い、自分の感じたことを大切に、1枚の紙に絵と文を書き込んでいました。タラの芽を見つけたり、真っ赤なへびイチゴを見つけたり、ハルジョオンを見つけたり、名前が分からないときは、炭焼き小屋に来ていた「雑木林ファンクラブ」の方に聞いたりしながら活動していました。虫チームは、アキアカネの丘で活動。広場と池があり、バッタ、カマキリ、チョウ(いろんなチョウがいました)、ハンショウ、とり、などなど、いろいろな丘の生き物を見つけ、図鑑のぺージをかいていました。日差しはありましたが、風が意外と涼しくて心地よく、子ども達はたっぷりと自然と関わり、楽しむことができました。

 ゆったりと活動ができるように計画を立てた上郷宿泊体験学習。自然と関わること、部屋で友達と過ごすこと、一緒にみんなで食事をすること、キャンプファイヤーで盛り上がること、などなど、活動をすべて終え、本郷台駅に着いた子どもたちの表情を見ると、とても満足していたことが伝わりました。自分たちの生活を自分たちで創り上げていく、という事が充実感を伴った楽しさであること、また、皆が協力し合ってこそ気持ちの良い時間と空間ができるんだ、ということ、そうしたことを学んだ子ども達です。体験するからこそ学ぶことができたことだと思います。2日間の中で、活動毎にスローガンへの意識と行動が高まっていくことを感じました。保護者の皆様には、ご理解とご協力をいただき心より感謝いたします。素敵な2日間でした。