R4.2月24日(木)

 みなさん、こんにちは。今日は少し春の日差しがさして何だかほっとしましたね。

 さて、今日は折り紙のお話です。2つあります。一つは黄色い折り紙で作ったリボンのお話です。どこにあったと思いますか?校長室の水道のところにそっと置いてありました。中休みに置いていったようです。校長室から出ようとした時、水道のところにさりげなく置いてある黄色い折り紙のリボンを見つけました。とってもきれいに作ってあります。「だれが置いていってくれたんだろう。」「校長室にちょうどお客様が来ていたので、その様子をみて、声をかけずに、そっと置いていってくれたのかな。」「まるで魔女の宅急便みたい。」お客様もびっくりして、「なんだかうれしいプレゼントですね。」とおっしゃいました。

 その後、誰が置いていってくれたんだろう、そう思いながら過ごしていました。そしてようやくわかりました。おそうじの時間が終わるころ、作って置いていってくれた子がお話に来てくれました。「先生、黄色の折り紙のリボン、わかった?お客さんがいたから、あそこに置いておいたよ。」そう教えてくれました。1年生でした。折り紙を作ってくれただけでもとっても嬉しいのに、お客さんが来ているからと心遣いをしてくれたことにも感動してしまいました。心がとっても温かくなった折り紙のお話です。

 もう一つは3年生。お客様と一緒に教室に入ると、ちょうどトイレ休憩の時間になったところでした。すると、一人の男の子が、「これつくったんだよ」といって、折り紙で作った怪獣を見せてくれました。精巧な作りにびっくりしました。1枚の折り紙で作ったのだそうです。周りのお友達も、「すごくじょうずなんだよ」と自分のことのように教えてくれました。

 心あったまる2つの折り紙エピソードでした。もらった黄色いリボンは、校長室のテーブルに飾ってあります。