R4.11月25日(金)

 みなさんこんにちは。今日はかがやきステージ2日目です。さっそく3クラスのステージを紹介しますね。

★5の2★

「昔遊びの魅力を伝えよう」という総合に取り組んでいる5の2の子どもたち。技を磨きながら昔遊びの魅力を日々感じている子どもたちです。けん玉、コマ、あやとり、ヨーヨーの4つのグループに分かれて、それぞれの遊びの魅力や技を伝えました。古くから現代までずっと遊ばれてきていること、小さな子から大人まで様々な年齢層でできる遊びであること、年代によって変化してきた遊び方もあること、日本だけでなく世界でも同じような遊びがあるということ、など、子どもたちが調べたり感じたりした魅力を伝えました。技もいろいろあり、例えばヨーヨーなら、ウォークザロック、アラウンドザワールドなどなど。けん玉なら、留めけん、野球、空中ブランコ、ツバメ返し、フライパン、日本一周など。あやとりは川、4段はしご、ゴム、ちょうちょ、いか、ひとでなど。コマは、ツバメ返しやメリーゴーラウンドなどなど。技が一つできると、遊びの幅が広がるのだそうです。新たな魅力にも気づき始めている子どもたちです。体験タイムもあり、きてくださった保護者の方にも体験してもらいました。なつかしいなあ、という声、子どもたちすごいなあ、という声。保護者の方と一緒に遊べることもやはり魅力の一つというのが分かります。これからは、昔遊びを「パフォーマンス」として見せていくことで、たくさんの人をもっと笑顔にしたいそうです。来月にはけん玉協会の名人との出会いが待っています。その出会いが、またまた昔遊びの魅力を深めていくことにつながることでしょう。温かい雰囲気を創り出しながら発表していた子どもたち。協力しながら皆で創り上げていくパワーが伝わってきました。

★2の2★

2の2は、生活科で学習した「動くおもちゃ」の活動、国語で学習した「お手紙」の朗読劇、今月の歌で歌っていた「風になりたい」に自分たちで考えた手話を付けた歌、運動会で踊った「ミックスナッツ」の踊りを発表しました。動くおもちゃは、身近にあるペットボトルキャップやトレー、牛乳パック、輪ゴム、竹串、ストローなどを使って、遊べるおもちゃを作って遊んできました。何もないところから動くおもちゃを自分たちで作って楽しい時間、豊かな時間を創り出す、そんな育ちがこの活動を通して高まっていた子どもたち。ぜひ、その楽しさをお家の人にも伝えたい、一緒に遊びたい、という気持ちで今日を迎えました。遊び方も自分たちで工夫して考え、そうした遊び方も、知恵を働かせ、生活を豊かなものに創り上げていく大切な育ちです。お家の方に遊び方を説明し、楽しいでもらえるように、折り紙で作った景品あげたり、得点を出したりと、お家の方と一緒に盛り上がっていた子どもたちです。「お手紙」というお話は教科書にある物語です。アーノルド・ローベルという作家の作品ですが、教科書の物語をきっかけに子どもたちはこのシリーズが大好きになりました。毎日の本読みで鍛えた力と、国語の学習で考えた登場人物の気持ちなどを生かして朗読劇にしました。自分たちが想像した言葉なども入り、学習したことが生かされた発表で、たくさんの拍手をもらいました。自分たちで考えた手話は、クラス全員で歌っていた曲です。息もぴったり。お家の方から、「教えてほしい」という言葉ももらいましね。運動会で踊ったミックスナッツは子どもたちが大好きな踊りです。「こんなに近くで見られるなんてとてもうれしいです」という言葉をもらい、とてもうれしそうな子どもたちでした。

★6の1★

 6の1は、総合「夜空に輝く花火!6-1願いを込めた思い出の一発」について発表しました。9月3日の駅前祭り(お祭りは中止でしたが花火大会は行なわれました)の花火大会で自分たちが考えた花火を提案し、あげてもらうことができた子どもたち。願いのこもった花火のデザインに、保護者の皆さんや地域の皆さんに喜んでもらうことができました。その後の活動として子どもたちが考えたのが「バーチャル花火」です。いろいろなところで花火を見てもらい、地域の人たちを笑顔にしたい、感動する気持ちを味わってほしい、感謝の思いを伝えたいという願いから生まれた活動でした。「スクラッチ」というプログラミングツールを使って花火を構成していったそうです。様々なデザインを考え、打ち上げる背景を考え、打ち上げるタイミングや花火の大きさを考えたり、打ち上げた時の音や映像とのタイミングを考えたり・・・。そうしたことをプログラミングしながら花火を作っていきました。下の写真に一部を載せましたが、本郷台のまちのいろいろなところで打ちあがる花火に、子どもたちのまちの皆さんへの思いが溢れているように思いました。また、夜だけでなく、夕焼けや昼間の街中で上がる花火もとてもきれいで、保護者の皆さんもびっくりしていたようです。今週金曜日12月2日の本郷台駅前イルミネーション点灯式の最初に、6の1の子ども達が作ったバーチャル花火が披露されます。駅前広場で5時から5時20分まで披露されますので、どうぞ見に行ってみてください。

 子どもたちは発表の最後にこんな言葉を伝えていました。「こういう活動ができていることに感謝したい」「自慢の総合になったと思う」「これからも頑張っていきたい」。子どもたちは駅前イルミネーション点灯式のあと、まちの中のいろいろな人たちにバーチャル花火を見せたいと活動を考えているそうです。これからの活動も楽しみですね。保護者の皆さんからは、「みんなの熱い思い、熱が伝わりました」「一つのことに皆で向かっている姿がうらやましいです」という言葉をいただきました。 発表を通して、これまでお世話になった街の皆さん、花火師の方、区役所の皆さんに改めて感謝の気持ちが高まっているようでした。