R5.3月15日(水)

 みなさんこんにちは。

朝、朝会が終わると、1年生が何やら大切そうに手作りらしきものをもって階段を上がっていきました。どこに行くかを聞いたところ、6年生に、自分達が作ったメッセージカードを渡しに行くとのこと。6年生には内緒で届けに行く、ということも教えてくれました。ついていってみると、運動会の3色に分かれ、赤組は1組、白組は2組、青組は3組の教室に入っていきました。たてわりでも同じ班の6年生がいます。1年生は、自分たちで考えてきたのでしょう。恥ずかしがりながらも、6年生に、これまでのお礼とメッセージを届けに来たことを伝え、たてわりの班の6年生にそのメッセージを渡しにいきました。そのメッセージには、子どもたちがかいたお手紙とともに、一緒に活動した時の写真も貼ってありました。写真は、1年生の担任が撮りためていたものです。1年生と6年生のつながりを、担任たちもとても大切にしてきました。1年と6年の担任の連携がとても良く、自然で、温かなかかわりをたくさん作ることができました。それぞれの学年の子どもたちの成長を「かかわり」という視点からとらえ、年間を通して行事や学習と絡めた交流、休み時間の交流、たてわり活動での交流等、子どもたちの思いをとらえながら関わる機会を大切にしてきました。写真には、そんな担任の熱い思いも込められています。

 メッセージノートを受け取った6年生は、本当にうれしそうでした。涙ぐむ子もいました。「そういえば、4月にはこんなこともあったね」「これ、たのしかったね」と懐かしく振り返る子もたくさんいました。子ども同士の自然なかかわりの中で、お互いを大切に思う気持ちが溢れる時間となりました。1年生にとっても、6年生にとっても、1年間の継続したかかわりは、大きな心の成長をもたらしたと思います。