R2.9月3日(木)

  みなさん、こんにちは。きのう展示した防災グッズに子どもたちの反応がいろいろ返ってきています。「携帯を充電する充電器や電池パックがあるといいですよ」「懐中電灯やラジオ用の電池を入れておくといいですよ」「お風呂に水をためておくといいらしいですよ」などなど。とてもうれしいアドバイスでした。そして、自分に引き寄せて考えていることがとてもうれしいです。

 さて、本日から、コロナ感染防止に努めながらの保護者の皆様のボランティア活動が始まりました。7月にボランティア募集をしたところ、たくさんのお申し込みをいただきました。本当にありがたいことです。これまで準備をしていただき、今日から「読み聞かせボランティア」と「花ボランティア」が本格的にスタートしました。読み聞かせは、例年のように子ども達を黒板の前に集めて絵本を読む、という形が取れないので、iPadに絵本のページを一枚一枚取り込み、それをテレビに映して読み聞かせを行う工夫をしてくださいました。子ども達は自分の席に座ったままで映像を見ながらおはなしを聞きます。今日は2年生、3年生、4年生が朝の読み聞かせの学年でした。どのクラスも読み聞かせに引き込まれていました。しんとして聞く絵本、子どもたちがいろいろ反応しながら聞く絵本。本の世界に入る時間というのは子どもにとって想像力を広げる時間でもあります。想像力を広げることは、登場人物に共感したり、人の気持ちにふれたり、新たな風景に出会ったりしながら夢を膨らませたりすることなどにつながります。そしてそれは、心を豊かにすることにもつながります。いろいろと工夫をしながら、子ども達に豊かな時間をプレゼントしてくださる読み聞かせボランティアの皆さん、ありがとうございます。朝読みの後は、今回読んだ絵本のデータを消し、次週に読む本の取入れを行ってくださっていました。来週も楽しみです。

 花ボランティアの皆さんには、今年度のボランティアさんを募集するまで、何回か草取りや夏の花を植える作業を行っていただきました。今日は、中庭の花壇の手入れをおこなってくださいました。来月は、これから咲く花を植えてくださるそうです。どんな花が中庭に咲き出すのか、今からワクワクします。夏の終わり、中庭の花壇には、赤と黄色のポーチュラカが可憐に咲いています。また、秋に真っ赤に紅葉するコキアが、明るい黄緑の葉をふさふさと風になびかせています。花は人の気持ちを明るく元気にしてくれます。これから咲く花を楽しみにする、という前向きな気持ちにもふれてくれます。学校に花がある環境は子ども達にとって、とても豊かな環境といえます。花ボランティアの皆さん、ありがとうございます。

 学校は様々な方々に支えられている、ということを改めて感じた一日でした。台小の子ども達は幸せだと思います。