R4.9月27日(火)

 みなさんこんにちは。今日は暑い一日でしたね。

 さて、運動会に向けて各学年が動き出しています。今日の4時間目は、5・6年生合同の学年集会が行われていました。今日の学年集会は、高学年の運動会での演技をどうするか、ということを話し合い、決定していくものでした。6年生から、本郷台小が伝統的に受け継いできた「ソーラン節」を、今年の運動会で5年生と一緒におどりたい、という熱い思いが伝えられました。自分たちも、昨年度の6年生から、学校のみんなを感動させられる、そして、自分たちも熱く燃えることができるソーラン節をぜひ一緒に踊りたい、という言葉を聞き、5・6年合同のソーラン節を見事に踊り上げました。息をのむような迫力あるソーランに、1年から4年までの子どもたちも、保護者の皆さんも、来賓代表で来ていただき校長室のベランダから見てくださっていた学校運営協議会三役の皆さんも、会場みんなが感動しました。思い出すと鳥肌が立つくらいの気迫と熱気でした。5・6年はソーランを踊る、というのは先生側から子どもたちに示すものではなく、自分たちで何をしたいかを考え、決定していくのが本郷台小の取組み方です。感動を湧き起こさせるソーラン節を見て、4年生の子どもたちは、「来年は自分たちがおどりたい!」という思いを大きく膨らませます。そういう思いを子どもたち同士で受け継いできています。それが台小の5・6年のソーラン節です。今の6年生は、5年生の時に味わった6年生の気迫あふれる踊りを肌で感じ、ああなりたい、という憧れをもちながら、高学年の演技に恥じないような踊りを、とくらいついていきました。5年生と6年生の熱い思いが込められたソーラン節が、毎年子どもから子どもへ引き継がれています。今日は、6年生の熱い思いに心動かされ、一緒にソーランを踊りたい、という5年生の言葉がたくさん聞かれました。一緒にソーランを踊り、一緒に伝統をつくっていこう、という気持ちを確かめ合いながら、学年集会を閉じました。

 ソーラン節は、全身全霊で踊るととんでもなくきつい踊りです。しかし、歴代の高学年はそれを乗り越え、後輩たちを圧倒し、感動させるソーラン節をおどってきました。これから先、6年生は5年生にどのように伝えていくのか、5年生はどう自分たちを磨いていくのか、簡単ではない道のりだと思いますが、ぜひ頑張ってほしいと思います。「伝統」と一口に言うけれど、これから運動会までの間に、肌感覚で実感していくことが多々あり、自分たちの言葉で「伝統とは・・」と語ることができるようになるのではないかと思っています。「台小ソーラン2022」を子どもたちがどのように創っていくか。子どもたちの力を信じて、みんなで応援していきましょう。