R5.7月 13日(木)

 みなさんこんにちは。今日は修学旅行2日目です。今日は世界遺産の輪王寺、東照宮へ。とその前に、朝、やることが。そう、使った部屋をきれいにすることです。自分たちの時間を気持ちよく創り出すこと、集団行動として、みんなでマナーを守り気持ちよく過ごすこと、借りたお部屋をきれいに返すこと、そんな気持ちをもって、自分たちで動くことができた6年生。やらされる、ではなく、自分たちで気が付き、課題として振り返ったことをしっかりやる、という気持ちで動いている姿がとても清々しかったです。一人ひとりが考え、行動できました。退館式を終えると、ここでも宿の方に褒めていただきました。ありがとうございます。

 宿の方にお礼を伝えていざ輪王寺へ。天気はいい感じの曇り空。日が差すと暑いのですが、今日は雲の具合がありがたかったです。輪王寺で学年写真を撮り、東照宮では班行動。三猿、五重塔、陽明門、想像のゾウ、鳴龍、本殿、眠り猫、奥社、などなど、自分たちで調べてきたことをもとに、チェックポイントを通りながら班ごとに世界遺産の東照宮を見学した子ども達でした。いま、大河ドラマで徳川家康をやっていますが、それを見ている子もいるようで、テレビでの家康のことを話しながら見ている子もいました。これからの未来を創っていく子ども達には、やはり歴史を知ってもらいたいなと思います。生で見る東照宮。今でなくても、いつか、生で見たことの価値を知る日が来ることでしょう。

 家光の墓がある大猷院を皆で見学し、昼食をとり、最後のお土産タイム。昨日使っていなかった1000円で最後のお土産タイムを楽しんでいました。

 6年間の集大成としての体験学習(修学旅行)。こうありたい、という姿をどう行動で表すか、楽しさとけじめやマナーと、場面や場所によって切り替えをしっかり行うことで、いい時間、いい気持ちを創ることができる、ということを実感した6年生。ちょっと課題が見えた場面もありましたが、あとで気付いて、「ああ、ここでこうするんだった」と悔しがる姿に、「こうありたい、こうするぞ、自分たちでやるんだ」という気持ちを高めて修学旅行に臨んだ子どもたちの決意が見えました。悔しいだけで終わらないのが6年生。悔しい思いをした場面のその後からは、しっかりとけじめをつけ、自分たちで考えて行動する姿がありました。自分たちで創ったいい時間、いい気持ち、いい思い出は、最幸の思い出となったのではないでしょうか。いい修学旅行を創った6年生でした。