R4.11月2日(水)

 みなさんこんにちは。テルテル坊主の効果がばっちりのいいお天気に恵まれ、1年生が、小学校初めての遠足に行ってきました。目的地は「小菅ヶ谷北公園」。秋を探す遠足です。子どもたちの足で40分くらいの場所にある自然豊かな公園です。管理事務所もあり、植林や植育も行っていて、子どもたちも「どんぐり」のお話を聞きながら、山を守るということや植物の役割などを学ぶことができました。どんぐりは「タネ」で、「命がそこから生まれるもの」ということを教えてもらった子どもたちは、グループごとにどんぐりを土に植えました。どんぐりの木は、3年でやっと30センチくらい大きくなります。10年たってもまだまだ細い木です。北公園の山にある木は、100年くらいたってる木もあるんだよというお話に、子どもたちもびっくりしていました。根と芽が出ているどんぐりを見て、子どもたちはビックリ。「ほんとうだ~!」「すごいね!」「やっぱりタネなんだね!」そんな言葉が聞こえきました。

 どんぐりのお勉強の後はいよいよ、秋探しに山に登りました。紅葉した葉っぱやいろんな種類のドングリがたくさん落ちています。それを拾いながら頂上まで向かいました。「恐竜の足みたいな葉っぱがある!黄色くなってる!」「このドングリ大きいよ!」「このお花、お母さんにプレゼントしようかな」「いろんな形のドングリがある!」「見て見て、この葉っぱ、赤紫!」そんな言葉があふれる秋探しになりました。

 頂上ではお楽しみがありました。遠足実行委員のクイズ係が出したクイズの正解が見えるのです。そう、北公園の上から見えるものは何でしょう?というのが問題です。正解は「富士山」。今日は天気も良く、横雲がかかっていましたが、くっきりと富士山が見えました。子どもたちの歓声のすごかったこと!「みえた~~!!」「すご~~い!!」「きれい~~!!」「ふじさ~~ん!」などなど、高い所から見る富士山に感動していた子どもたちでした。

 山の上にある畑には、サトイモや落花生が植えてありました。係の方が、それを「お土産にどうぞ」と言ってくださり、サトイモや落花生を自分で掘り、お土産にいただくことができました。ありがとうございました!

 広場に戻り、遊んだ後は、お待ちかねのお弁当タイム!何と、1年生の遠足でお弁当を食べるのは3年ぶりです。やっぱりお弁当タイムはワクワクしますね。とてもうれしそうな子どもたちでした。一つだけのお楽しみのおやつも食べ、満足!満足!笑顔がいっぱいでした。帰る時間まで広場で遊び、最後に、管理事務所の皆さんにご挨拶して学校への帰路につきました。「ここにずっといたいほど、ちょうたのしかった!!」「えんそくにこれてよかった!」「楽しかったからまた来たい!」こんな言葉が帰るときの子どもたちから出ていて、本当に楽しむことができたんだな、と思いました。帰りもしっかり歩き、無事学校に到着しました。ちょうど掃除の時間だったため、帰ってきた1年生を見つけて、6年生が「おかえり!!」と声をかけてくれました。昇降口そうじの子たちも声をかけてくれました。自然に声をかけ合える台小の子どもたちって素敵です。

 到着式もちゃんと実行委員の子たちが進めました。遠足の実行委員というのも初めてでしたが、がんばりました。しっかり楽しむことができた1年生。ステキな時間を創り出したこの経験は大きいですよ。これからも、自分たちの手で楽しさを創り出していく、ということの喜びや達成感を大切にしていってほしと思います。無事帰ってこれました。保護者の皆様ご協力、ありがとうございました。6年生のみなさん、1年生の教室の黒板に「おかえり!」と書いてくれてましたね。1年生がっても喜んでいましたよ。