★エコバックとSDGs
R2.7月15日(水)
みなさん、こんにちは。今日も肌寒い一日でしたね。
さて、きょうは、TV朝会で子ども達にお話したことを紹介します。7月1日からレジ袋が有料となった話題です。「買い物をする時にはエコバックをもっていくようにしたいと思って、古いTシャツで作ってみました」と紹介したのが1枚目と2枚目の写真のエコバックです。テレビで紹介していたもので、とても簡単でした。何と言っても、「切りっぱなしでもTシャツの布はほつれてこない」というのが楽チンでした。伸びるので物もたくさん入ります。バックの中に仕込んでいたものを取り出してみました。あとで聞くと、「えー、こんなにいっぱい入ってたの⁉」という声が教室で上がっていたとのこと。中身は写真3です。ペットボトル3本、ティッシュ1箱、麦茶のもと、そしてあずきバーのアイスの箱。アイスの箱を見せたときは、放送室に「わ~」という声が聞こえ敵明日。しかし、次の瞬間、中身が入ってないと伝えると、笑い声と「あ~」という声が。
レジ袋有料化をきっかけに、子ども達に「SDGs」という言葉を伝えました。「SDGs」は「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった言葉で、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」という意味です。貧困をなくそう、海の豊かさを守ろう、陸の豊かさも守ろう、質の高い教育をみんなに・・・など17の目標を掲げています。「2030年までに地球上の様々な問題を解決して人間が住み続けられるようなより良い未来をつくろう」と、世界の人たちが集まって決めた目標だということを話しました。エコバックについては、いろいろな視点があると思いますが、海の豊かさを守ろう、という視点で話をしました。今、世界の海にプラスチックの袋、マイクロプラスチックという細かく砕けたプラスチックがたくさん浮かんだり沈んだりしていて、それを食べたり、ビニールに引っかかったりして、魚や海の生き物が死んでしまったり、動けなくなってしまったりしている、というニュースは子ども達も聞いたことがあるようです。自分と離れた遠い所にあることではなくて、身近なところにある課題だということを感じてほしいと思いました。住み続けられる未来をつくるために自分が出来ることがあるということをぜひ感じてほしいと思います。そして、小さなことから、身近なところから行動できる子に育ってほしいと願っています。