R3.12月23日(木)

 みなさんこんにちは。

 今週火曜日から、ふろしきに荷物を入れて持ってくる子たちが表れました。そう、5年3組の子どもたちです。総合で「ふろしき」を材に取り組んでいる子どもたちは、ランドセルのかわりにふろしきで登校してみたい、ふろしきの良さをきっと感じられるはず、自分たちが体験することでその良さを実感し、そして伝えたい、そんな思いでふろしき当行が始まりました。しかし、勝手に始めたわけではありません。自分たちの活動を理解してもらい、納得してもらい、許可をもらい、スタートさせたい、と、校長先生にプレゼンを行いました。自分たちがふろしきの包み方を研究してきて、それを毎日の登校に使ってそのよさを実感したい事、危なくないように、ランドセルの方が良い、と判断したときはそのようにすること、ふろしきを通してSDGsについて考えていることなどを伝えました。校長先生からは、「やりたいという思いと意思はとても伝わりました。だけど、実際、どんな包み方や持ち方で来るのか、見て見ないとすぐには安全かどうか判断できない。実際の包み方を見せてもらって判断させてほしい」、という言葉をもらいました。そこで、これまで習得してきた包み方を使って、実際に教科書や筆箱を入れた安全で落ちない包み方と持ち方を見せてくれました。「なるほど、納得!これなら安全に登校できそうです。許可します」というと子どもたちは大喜び。さっそく次の日からふろしき登校を始めました。写真を見てください。一通りではないのですね。自分の体にフィットしたつつみ方と持ち方をちゃんと考えていました。感想を聞くと、「軽くて楽です」「落ちないんです」「快適です」との声。柄も素敵でおしゃれで、いい感じですね。これから、こうして味わった実感をどう伝えていくかな?そうそう、ふろしきの良さを広げたいんだ、とも言っていました。子どもたちのこれからの活動がとても楽しみです。それにしても、こういうチャレンジはいいですね!実生活で使いながら、どんな風に感じるかを確かめていく、考えていく、そういう生きて働く知識につながる行動です。ナイス‼5年3組!