R4.2月14日(月)

 みなさん、こんにちは。寒い日が続きますね。雪の予報でしたが、登校には影響がなく安心しました。

 さて、「ピンクシャツデー」、ご存知の方も多いと思います。学校では2月最初の朝会で子どもたちにこのお話をしました。これは「いじめストップ!」のワールドアクションで、2月はピンクシャツデー月間となっています。そもそもピンクシャツのいわれとは?

 物語の始まりはカナダ。男子学生がピンクのシャツをからかわれ、いじめにあう、ということがありました。その翌朝、二人の上級生が「ぼくらもピンクのシャツを着て、いじめをストップさせよう!」とアクションを起こしました。この行動に賛同した生徒たちが、ピンクのシャツや小物を身につけて登校し、校舎はピンク色でいっぱいになったそうです。そして、いじめストップにつながったのだそうです。それ以降、2月の最終水曜日を「ピンクシャツデー」とし、世界180か国のワールドアクションに広がりました。神奈川県でも、2月をピンクシャツデー月間とし、いじめストップを伝え、広げ、行動に起こす取組を行っています。男だからピンクはおかしい、といった決めつけで相手をからかったりいじめたりすることは、相手を大切に思うことを忘れていることです。一人ひとり誰もが大切な存在であること、こうした気持ちを大切に育んでいきたいと思います。一人ひとり、多様な考えがあること、それを受け止め、理解することを、当たり前の感覚として身に付けていってほしいと思います。人を大切にできる人間に成長してほしい、そう願いながら、子どもたちにピンクシャツデーのお話をしました。ピンクのTシャツは、職員室前の「今日の朝会」コーナーに飾ってあります。