R4.9月9日(金)

 みなさんこんにちは。子ども達から聞いている方も多いかと思いますが、台小農園側の校舎の4階の壁の隅に、ハチが巣を作っていたのです。どうやら夏休み中に作ったようです。教育委員会に連絡し、ハチの巣の駆除を行う業者に来てもらいました。それが先週の金曜日。黄色スズメバチというハチでした。駆除はしたものの、もどりバチといって、駆除した時に巣の近くにいなかったハチが戻ってくる、そのハチに注意が必要でした。その間、台小農園には行かないようにしました。ハチの巣を見つけ、業者の方に見てもらって駆除の仕方の作戦を立ててもらい、駆除をしていただき、戻りバチに注意して過ごす・・。この間2週間。本当ならば、夏休みが終わって草取りをしながら収穫をしようと計画していたのですが、2週間畑に行くことができなかったため、あっという間に台小農園は草だらけになってしまいました。熱さと雨でぐんぐん成長した雑草たちです。今日は、戻りバチに気を付ける1週間が過ぎたということで、畑ボランティアの方々が心配してきてくださいました。あまりの草の伸び様に、「これはすごい・・・。」の声が。今まで見たことがないほど雑草が生い茂っていたのですから無理もありません。職員も、なすすべなく、この2週間を過ごしていたのでした。

 今日は、畑ボランティアの皆さんが、各学年が育てていた野菜の畑を整備し、草を抜き、ポップコーンの実を収穫し、収穫した後のポップコーンを抜き、サツマイモの伸びすぎた茎の先を切ってくださるという、大仕事をしてくださいました。本当に大変なお仕事をしていただき、なんとお礼を言ってよいかわかりません。ボランティアの皆さんは、畑で見せる子どもたちのうれしそうな顔や言葉に育ちを見てくださっています。いろいろな人に関わって、いろいろな経験をして豊かに育ってきた台小の子どもたちをずっと見守ってくださっています。地域の人たちと関わることでの育ちはとても大きいのです。台小の子どもたちの豊かな心を育てる教育活動としてとても大切にしてきた台小農園での活動。それを支えてくださる畑ボランティアの方々に心からの感謝をお伝えします。ありがとうございました。今日の様子は、来週の朝会で、写真を見せながら子どもたちに伝えたいと思います。

 今度、畑には、大根を植えます。種から育てます。全校の子どもたちが大根を育てていきます。「今年の冬に、また子どもたちの笑顔が見られますように」そんな言葉を残して帰られた畑ボランティアの皆様でした。