R3.2月5日(金)

みなさん、こんにちは。今日は土曜参観の予定でしたが、感染防止のため通常の授業日となりました。月曜日が代休となります。

さて、今日は、1年生と2年生が、台小農園で育てていたカブと大根の収穫を行いました。秋のはじめに種をまき、はたけ当番を決めて、どのクラスも、毎日、雑草を抜いたり水やりをしたりしてお世話をしてきました。地域の畑ボラボランティアの皆さんも時々来てくださり、肥料をまいてくださったり、畑の様子を見てくださったりしました。間引きを教えてもらったりもしましたね。先生方や技術員さんたちは、鳥に種を食べられないように、畑に棒を立ててその先にペットボトルを差したりしました。みんなの力が集まって、りっぱなカブと大根が育ちました!今日は畑ボランティアの松尾さんが来てくださり、お手伝いをしてくださいました。

1年生はカブを、2年生は大根を育てました。1年生は、両手で青々と育った葉っぱの根元をもって、うんとこしょ、どっこいしょとカブを抜きました。つやつやした立派なカブに子どもたちも大喜び!収穫した感想を聞くと、「たのしかった!」「おいしそう!」「土がふわふわしてて、ふわっと抜けた!」「おみせのよりおおきい!」など、いろいろな言葉で伝えてくれました。

2年生は大根を収穫しました。聖護院だいこんという、丸いだいこんです。大きい聖護院だいこんがたくさん収穫できました。2年生にも感想を聞きました。「長いだいこんだと思ったらまるいだいこんでびっくりしちゃった」「たねをまちがえたかと思っちゃった!」「おおきくてびっくりした!」「においもいいにおい」「土のにおいもしたよ」「おでんにして食べたい」「おみそ汁にして食べたい」「お家の人といっしょに食べたい」「葉っぱが大きくてびっくりした」「水やりや草取りを一生懸命やってよかった」などなどたくさん出ました。松尾さんが、1年生が収穫したカブと2年生が収穫した聖護院だいこんを持って、「これは同じでしょうか、ちがうでしょうか」クイズをしました。どちらも円いフォルムなのでそっくりです。「どちらもだいこん」と答えると、松尾さんは「実はちがいます。」えーっと驚く子どもたち。「さてどこがちがうでしょう?」と投げかけると、さすが2年生。その違いがすぐに分かりました。そう、葉っぱの形が違うのです。気付く目が育っているなあと感心しました。

今日はお天気も良く、気持ちよく収穫を楽しんだ1,2年生でした。台小農園はみんな大好きな場所です。そこで野菜を育てることは心躍る活動です。土のにおい、手ざわり、少しずつ大きくなる野菜の変化、そこで見つけるびっくりぽん、いろいろな発見、収穫を待ちわびるわくわく感、収穫の感動、みんなで一緒に収穫の喜びを共有できること、お世話をしてくださる方々の温かさにふれること、お家で味わうとれたての味、お家の方に話したり、一緒にうれしさを共有したりできること、そんな体験ができるからこそ、子どもたちは台小農園が大好きなのだと思います。嬉しそうに野菜を持ち帰る子どもたちを見ると、こうした経験ができる台小の子どもたちは本当に幸せだと思います。子どもたちの成長を楽しみにし、愛情あふれるかかわりをしてくださっている畑ボランティアの皆さんに心から感謝です。今年度は、コロナ禍だからこそ心が動かされるこうした経験を大切にしたい、という思いももってくださり関わってくださいました。子どもたちの心に刻まれる本当に貴重な体験だったと思います。保護者の皆様、どうぞ、一緒に味わってくださいね。私はおでんにして食べてみたいと思います。ちなみに松尾さんは、酢漬けにしてみようかな、とおっしゃっていました。これもおいしそう!