R2.9月9日(水)

  みなさん、こんにちは。今日も残暑の残る蒸し暑い日でした。でも、吹く風はだいぶ涼しくなってきましたね。秋の訪れを感じます。

 今日はTV朝会でした。今日は、「秋の花クイズ」と「言葉」についてお話をしました。季節の変化を子ども達と一緒に「花」でも楽しみたいと思い、今日の花クイズは秋の花「ケイトウ」をお題にしました。「〇頭」・・・「はじめのマルには動物の名前が入ります。花をよく見ると、どんな動物の頭に似ているかわかりますよ」、ということで花をアップにしてもらい3択クイズにしました。①犬②馬③にわとり(鶏) さてどれでしょう???正解は3番です、と伝えると、放送室には悲喜こもごもの声が聞こえてきました。鶏のとさかに似ているところからこの名前が付いたそうですが、毛糸のような、ビロードのような温かさを感じる花です。赤やオレンジのケイトウ(鶏頭)を環境委員会の子ども達が校内のいろいろなところに飾ってくれたので、ぜひ見つけてみてください、と呼びかけると、休み時間や授業を見に行った時など「先生、見つけたよ」と言ってくれる子がたくさんいました。リンドウやワレモコウや菊などの秋の花も環境委員の子ども達が校内に飾ってくれました。子ども達と一緒に秋を感じたり楽しんだりしたいと思います。そうそう、廊下にシオカラトンボが迷い込んできて、子どもと一緒にびっくりしたこともありました。季節の変化を楽しむって素敵だなと思います。

 「ことば」について、この時期、運動会に向けた取組や総合、生活科、学級活動、学年の活動など、子どもたちのかかわりやつながりが強くなってきていると感じています。三密を避けながら、でも、子ども達は友達と一緒に学ぶことを求めていることを強く感じます。話し合うことも増えてきましたし、試行錯誤しながら問題解決している学習場面もたくさん見られます。そんな時、言葉はとても大切な役割を果たします。ふわふわ言葉とちくちく言葉という表現で、言われてうれしい言葉や温かくなる言葉、元気になる言葉と、言われて悲しい気持ちになる言葉、いやな気持になる言葉があることを学級でも指導しています。子ども達には言葉に敏感になってほしいと思います。「言葉の力」は大きいものです。人に勇気や元気を与えたり、心地よく過ごしていくことにつながったりと、共に暮らしをつくっていくうえでとても大切にしたいものです。人を大切にする、自分を大切にする、人を大切に思える、自分を大切に思える、そういう深い部分にもかかわるものです。「優しいことば」を大切にしていきましょう、そう伝えた今日のTV朝会でした。