R3.5月24日(月)

 みなさんこんにちは。先週木曜日、金曜日の臨時休業につきましては、保護者の皆様のご理解とご協力をいただき大変ありがとうございました。皆様のご協力のおかげで、本日、学校を再開することができました。

 今日の子どもたちは、どことなく、いつもの元気がないように感じました。でも、帰るころにはペースを取り戻した子も多く、朝に比べると笑顔や笑い声がふえていました。今日は、臨時のテレビ朝会を行い、心のケアと、不安から生じる差別や偏見という感染について知り、優しさと思いやりをもって行動していく大切さを伝えるビデオ(文科省作成)を見ました。テレビを見終わった後の子どもの感想を1年生の担任に聞いてみました。「コロナに負けないようにするためには優しい気持ちが大事なんだよ」そんなふうに感想を伝えてくれたそうです。「優しい気持ちをもって行動することはコロナを乗り越える大きな力となる」というメッセージは子どもたちにも伝わったようです。「シトラスリボン」の話も伝えました。シトラスリボンには3つの輪があります。リボンの3つの輪は、学校(職場)、お家、地域を表わします。感染によってあるいは医療従事していることによって、それらの方々を遠ざけたり、偏見のまなざしを向けたりすることなく、3つの場所どこでも『ただいま』『おかえり』と言い合えるような人と人とのつながりを大切にしていきましょう、という思いを込めて作られたものがシトラスリボンです。優しい気持ちを大切に、思いやりの輪をもちながら、ともに生活していきましょう、というシトラスリボンの趣旨も子どもに伝わったようです。今日は、職員全員が手作りのシトラスリボンを着けました。キッズのチーフにその話をすると、チーフもシトラスリボンの活動に賛同し、自分で作ってみたところ、子どもたちは、自分も身に付けたいとチーフに伝えたそうです。チーフはその日、60個くらい作ってもってきていたようで、子どもたちに渡したのだそうです。その時、「今日、朝会で教えてもらったよ。3つの輪ってね~~。」とお話してくれた子もいたとか。うれしいエピソードです。休み時間に事務室から黄緑色のリボンをもらって、自分たちでシトラスリボンを作ったクラスもあり、台小の子どもたちの優しさと行動力を感じました。

 さて、今日の5時間目、6年生の教室をのぞいてみると、あるクラスでは、4月5月の生活目標を自分たちのクラスではどう取り組むか、という話し合いを行っていました。4月から今までを振り返り、5月のこれからをどう取り組むかの話し合いです。4・5月の生活目標は「きもちのよいあいさつをしよう」です。そのクラスでは、合言葉を作って取り組もうと話し合っていました。沢山の意見が出て、最後にみんなで決めたのはこんな言葉と取り組む心意気でした。「こんにちは 心をつなぐ かけはしだ」。素敵な合言葉です。「こんにちは、というあいさつが人と人の心つなぐ架け橋になるから、あいさつってやっぱり大切。だからみんなでそのことを意識しながらあいさつに取り組んでいこう」それが心意気です。素敵な6年生です!優しさが伝わってきました。そして、6年生としての心意気も感じる場面でした。