R4.8月31日(水)

 みなさんこんにちは。今日で8月も終わりですね。セミに代わって、くさむらから虫の声も聞かれるようになりました。

 さて、今日は4年生の「資源循環局の出前授業」が行われました。自分たちの暮らしの中の公共的な施設や働きについて学習している4年生ですが、8月からは「ごみの行方」の学習に取り組んでいます。今日は栄区資源循環局の方6名が、ごみ収集車を実際に見せてくださったり、ごみの行方についてのお話をしてくださったりしました。学校に来ていただいてん授業なので、「出前授業」と呼んでいます。ただ本を見て学習するのとは違い、本物の収集車を見ながら考えることができて、子どもたちは本物の迫力に心を動かされていました。粗大ごみのタンスを粉砕しながら収集車に収めていく様子に子どもたちはビックリ!こんなに大きなタンスが砕かれて細かくされて車の中に入っていく様子を見た子はほとんどいなかったようです。

 体育館ではごみの処理についていろいろなお話を聞くことができました。水分を残したままの生ごみと水切りをして出した生ごみとでは、燃える速度に大きな違いがある、というミニ実験を見せてくれました。「それだけエネルギー(火力)を使っているということなんだ」、「ということは二酸化炭素をいっぱい出してしまう、ということなんだ」、「温室効果ガスは地球環境に良くないんだよね・・・」と実験結果を見ながら考えていた子どもたちでした。様々なことを知り、自分たちの生活の中に生かされていくこと、行動できていくことが本物の学びになると思います。体験を通した学びの迫力と納得は、そんな学びを支えていく大きな力だと、今日の出前授業を見て改めて思いました。

 暑い中、来てくださった資源循環局栄事務所の皆様、本当にありがとうございました。