R6.5月8日(水)

 みなさんこんにちは。今日は不思議なご縁のお話です。

 2年生のあるクラスがが生活科のまちたんけんで公園たんけんに出かけました。駅前公園です。この公園はいろいろ遊べて面白いので、子どもたちは最後にゴミ拾いをしたのだそうです。そこで見つけたのが、おそらく、花が取れた造花でした。茎に葉っぱだけついたものが落ちていたそうです。拾った子は、葉っぱの形を見て、「これはバラの葉っぱに似ている!」と思い、学校に持ってきました。確かにバラの葉っぱに似ています。きっと先についていた花はきれいなバラだったのだと思ました。しかし、ここで終わる2年生ではありませんでした。「せっかく茎と葉っぱがあるので、ここに花をつけられないか」というのです。なるほど。子どもたちの話を聞いて思い出したのが「はまみらい」を折り紙で折ることができる、と言っていた3年生の担任でした。そこで2年生にその情報を伝えました。すると、その日の昼休み、さっそく3年生の担任のところに行き、折り紙の「はまみらい」を折ってもらっていました!行動が早い!そして、そこでも終わりではなかったのです。拾ってきた茎と折ってもらった「はまみらい」を合体させて本当のお花のようにできないか、というお願いがまたまたあったのでした。そこで、拾ってきた茎と葉っぱをきれいに洗って、折り紙の「はまみらい」を茎にさしてみました。かわいいではありませんか!子どもたちも大満足。そして最後に、「みんな見えるところにかざりたい!」という思いを伝えてくれました。さっそく、子どもたち全員が使う昇降口に行き、いつも花を飾っているところに飾ることにしました。今生けてあるお花の中に入れたら、とってもしっくりして、通りかかったほかの学年の子が、「本物の花かと思った!」とびっくりしていました。

 2年生が拾った造花の茎と3年担任の折り紙が合体してすてきな「はまみらい」ができ、素敵な生け花になりました!