R4.10月6日(木)

 みなさんこんにちは。一気に寒くなりましたね!登校してきた子どもたちが、「手がつめたい~」と言ってました。

 さて、昨日・今日と、5年生が初の調理実習にチャレンジしました。「じゃがいもをゆでてみよう」という学習です。コロナの感染対策として、一人ずつ順番に自分のジャガイモをゆでる、という形で行っています。食材のじゃがいもはお家から持ってきたものを使い、調理器具や付近なども一人ひとりのものを使いました。初めての調理実習ですので、いろいろなことに緊張している様子が見えた5年生でしたが、とても落ち着いて取り組むことができました。調理の手順はこうです。①まずジャガイモを洗う、②ピーラーや包丁でジャガイモの皮をむき、③一口大に切り、④鍋に入れて、⑤ガスを着けてゆでる、⑥沸騰したら弱火にして、⑦タイマーで時間を図りながら竹串で柔らかさを確認し、⑧柔らかくなったらざるに入れ、⑨さらに盛り付け、⑩塩・コショウをかける。⑪離れた場所にある机で順番に試食する、⑫後片付けをする。

 恐る恐るピーラーを使ったり、じゃがいもの芽をとるのに苦労したり、「これは一口大かなあ、大きいかなあ・・」と言いながらまな板の上のじゃがいもをつくづく眺めたり、ガスを付けるのに緊張したり、弱火に落としていくのに慎重に指を動かしたり・・・。でも、こうした経験そのものが一人ひとりの力になっていくのですよね。「食べることは生きること」という言葉がありますが、これから自立していく子どもたちにとって、今日の学習は、まさに、生きる力に直結する技能をしっかり身に付ける学習でした。食べることを大切にとらえ、体をつくること、心をつくること、生活のリズムをつくること、食で生活を楽しくすること、食で生活を豊かにすること、そんな学びをしてほしい、と考えます。家庭科は、学んだことを生活に生かす、ということが大切です。「安全に、楽しく、調理実習を成功させよう」というめあてで行った調理実習。作って食べる、という楽しみや豊かさを少しずつ生活の中に生かしていってほしいと思います。次の調理実習はご飯とみそ汁です。楽しみですね。5年生、がんばりました!