R3.9月15日(水)

 みなさん、こんにちは。今日の給食は「月見汁」でした。9月の満月(十五夜)は21日だそうです。来週ですね。この十五夜にちなんだメニューでした。白玉団子をお月様に見立てた月見汁、美味しかったです。

 さて、今日のTV朝会では「秋」を感じるものシリーズのお話をしました。その中で紹介したのが、この時期にしか香りを味わうことができない「金もくせい」です。ほんの短い期間だけの香りなので、子どもたちにぜひ紹介したいと思いました。本郷台小で金木犀がある場所、みなさん、わかりますか?なかなか気付かない場所にあるのです。そう、正門のとびらの脇にある小さな植え込みにあるのです。滝の前公園側です。今日は、びっくりぽんクイズはこんな感じです。「『〇もくせい』の〇のところには色の名前が入るのですが、なんでしょう?」三択です。①黄色②金③オレンジ さて何番でしょうか?今日来たみなさんは知っていますね。このページにもすでに答えが書いてあります。そう、正解は②金です。

明日のクイズは同じ金木犀でも別の問題を出そうと思っています。明日、登校するみんな、楽しみに!

 朝会の後、体育館の鍵を借りに来た2人の2年生に会いました。ちょうど金もくせいを持っていたのですが、それを見た2年生が、「あっ、朝会で話してた金もくせいだ!本当にいいにおいがするの?どんな匂いなの?」と質問してきました。「においをかいでごらん、どう?」と一人ずつお花を顔に近づけてあげると、「あ~!ほんとだ!すごくいいにおい!はちみつみたいなにおいがする!」そんな言葉が返ってきました。実際のにおいはとてもインパクトがあったようです。とてもうれしそうだったので、2年生の教室に、一輪ですが金もくせいをペットボトルに飾って持って行きました。1年生も「どんなにおいなの?」と興味しんしんだったので、1年生の教室にも。子どもたち、一人ひとり順番ににおいをかぎました。かいだとたん、とてもいい顔をして、「いいにおい~!」「あま~いにおい!」「桃みたい!」「はちみつみたい!」とそれぞれの感想を話してくれました。いこにこした顔、うれしそうな顔、生き生きした顔を見てとてもうれしくなりました。

 2年生は、生活科で台小農園に行き、学年で育てているピーマンやナスを収穫してきた後、校長室の寄ってくれました。そして、金もくせいを教室に届けたお礼と、収穫してきた野菜を見せてくれました。ピーマンが緑から赤になりかけていて、様々なグラデーションのピーマンに子どもたちはびっくりしたようで、その驚きと発見のうれしさを教えてくれました。手紙ももらいました。心動かす子どもたち。この生き生きした表情の中にある学び。子どもたちの表情をみて台小で大切に育てていきたい感性の豊かさ、不思議を見つけて探究していく力、身近な環境に自分からかかわろうとする力、共に喜びを共感しあう学び合い、そんな育ちを感じました。

 子どもからもらった手紙を紹介します。「きんもくせい、いいにおいで、きれいで、かわいくて、わたしは、金もくせいが気に入りました。紹介してくれて、ありがとうございます。楽しい感じになります。パワーアップします。」