R5.3月16日(木)

 みなさんこんにちは。いよいよ明日は卒業式です。昨日は予行練習を行いました。

 おととい、松尾さんと畑ボランティアの方がいらして,畑の整備と来年度の6年生で使うジャガイモの植え付けと3年生で使うキャベツの植え付けを手伝ってくださいました。その作業が終わると、畑で育てていた小松菜と大根に咲いた花をプランターに移し替えてくださいました。2月に「どんな花が咲くでしょう」という松尾さんびっくりぽんクイズででたあの花です。小松菜は黄色、大根は白い花でした。そのプランターを、卒業式で、卒業生が入場、退場する道に飾ってお祝いをしてあげたい、花道にしてあげたい、というお気持ちでした。昨日の予行に合わせて並べたのですが、6年生はみな、その花に気付いていました。予行の最後に子どもたちに話をしたのですが、その時、「畑の小松菜と大根の花を、みんなのお祝いにと飾ってくれたのは誰か分かりますか」と聞いてみると、子どもたちは少し考えて、「まつおさん?」「畑ボランティアのみなさん?」と答えだしました。何も知らずに予行で入退場をした子どもたち。花があることは分かったそうです。でも、それが自分たちへのお祝いの気持ちを伝える畑ボランティアの皆さんによるものだったとは、予行が終わるまで気付かなかったようです。「松尾さんたち畑ボランティアの方々です」と伝えると、子どもたちは「わーっ、そうなんだ!」「すごい」「うれしい」と口々に声に出していました。畑からこの場所に持ってきてここに並べ、足りない土をプランターに入れてくれたのは技術員の宇野さんと吉原さんであることも伝えました。子どもたちはうなずいて聞いていました。今年度の卒業式は、保護者の方の人数を増やし、また、次年度を受け継ぐ5年生が参加する形で行うことにした卒業式です。来賓は、PTA会長さんに代表で参列していただくことにしました。学校のこうした考え方に深い理解を示していただき、支えてくださっている来賓の皆様には、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 6年間、ずっとかかわってきた台小農園、そして畑ボランティアの皆さんの6年生を思う気持ちを、6年生は決して忘れることはないのではないかと思います。黄色の明るく花道を通って、明日は堂々と入場することができるでしょう。地域コーディネーターの松尾さん、畑ボランティアの皆さん、本当にありがとうございます。