R3.6月15日(火)

 みなさんこんにちは。青空の広がる校庭で、子どもたちが体育をがんばっています。思ったより湿度が低く、風も吹いています。関東地方、とうとう梅雨入りしましたね。今日のTV朝会では、梅雨に入ってじめじめした続くと、体調を崩しやすくなるので、日々の健康に気を付けていこうと子どもたちに伝えました。

 さて、図工室で行っていた6年生の授業の様子をお届けします。題材は「糸のこスイスイ」。電動糸ノコギリを使っていろいろな形に切り、組み合わせを工夫してバランスや動きを楽しんだり、構成の美しさを感じたり、組み合わせからイメージしたことから表したいこと見つけていったり、色付けしていったりします。糸のこはいろいろな形に切れるので、子どもたちもワクワクするようです。創り出す喜びを味わいながら作っているなあ、と、子どもたちの表情を見ながら感じました。それにしても、一人ひとりが違う作品を作っています。当たり前ですが、その多様さを楽しんだり、感心したり、ちょっと取り入れて見たりと、お互いの作品が出来上がっていくそのプロセスでの様子もまた素敵だと思ました。友達の作品を見ることは、自分の見方や考え方を広げたりまた、多様性を認めたり、認めあったりする力にもつながります。この題材でねらう思考力・判断力・表現力等につながる場面でもあるんですね。創り出す喜びを感じながら、生活を豊かにしていく楽しさをぜひ味わってほしいと思います。

 「糸のこスイスイ」は例年5年生で行っていますが、昨年度行わなかったので、今年度取り組んでいます。図工は、1・2年生、3・4年生、5・6年生のくくりで学習を行います。思い起こせば、昨年度の今頃は分散登校をしていました。どの学年も、どの教科もカリキュラムマネジメントをして学習を進めています。糸のこスイスイで身に付けていく力を楽しみに、子どもたちの様子を見ていました。