R6.4月23日(火)

 みなさんこんにちは。今日は4年生が金沢区にあるごみの資源循環局と資源選別センターの社会科見学に行ってきました。社会科の「ごみはどこへ」の学習です。何気なく捨てているごみは、横浜市全体で考えるととてつもなく多くの量になりますが、そのごみはどのようになっていくのかを、しっかりと自分の目で確かめてきました。巨大なクレーンで持ち上げ焼却炉に入れられるごみの様子、中央監視室でしっかりと管理しながら効率的に、また安全に焼却が行われていくところ、焼却されるときに出る熱を電気に変える発電のシステム、燃やしたときに出る気体を人体に害のないようにどのようにクリーンにしていくか、などなど、資源循環局で見たことは、これまで子どもたちが知らなかったことばかり。食い入るように見ている子どもたちの姿が印象的でした。ちなみに、生ごみの水分が多いと燃焼率が下がり焼却できなくなるそうです。水分を良く切ってゴミに出す、というひと手間が、発電量をアップさせるそうです。ちなみに、2000年まではごみの量がずっと増え続けていたそうですが、2001年以降は減り続けているそうです。はて、それはなぜでしょう。それは、ごみの分別が進んだからだそうです。きちんと分別することで資源にできる、という循環が起きているとのことで、やはりごみの分別は大事ですね。ちなみに、横浜市では、今年の10月からプラスチックの分別が変わるそうです。どんな風に変わるか、ひとりひとりきちんと情報を理解して行動していきたいですね。

 資源選別センターでは、ガラスの選別を手作業で行っている様子を見ました。ガラスの色によって再生するものが違ってくること、ペットボトルはどんなものに再生されていくか、など、普段は目にしないことを学習することができました。

 食品ロスやポイ捨てについても考えさせられることがたくさんあり、子どもたちは自分の生活を見つめ直すことにもつなげていました。