R6.3月8日(金)

 みなさんこんにちは。今朝は予報通り雪が降りましたね。子どもたちの登校に大きな影響がなくてほっとしました。

 そんな天気の中、今日は傘を持ってくる子が多かったのですが、今日も傘立てがとってもきれいに整頓されていました。一人一人が気を付けていることもあるのですが、それでも傘がくるくると巻いていなかったり、斜めに差して入っていたりするものもあるのです。ですが、8時30分に傘立てを見ると、いつもとてもきれいに整頓されているのです。なぜでしょう。それは、6年生が、さりげなく傘をきれいに入れ直してくれているからなのでした。これは春のおわりごろからずっとなのです。一年間、ずっとやり続けてくれていたのです。担任に聞いたら、春の終わりの朝会で、気持ちの良い傘の置き方を伝えたところ、6年生としてできることは何かを考え、傘立てを見に行ったとのこと。そして、きれいに傘立てに立てておくことで、けがを防いだり、壊れることを防いだりできることを考え、気持ちよく生活できるように傘立てに入っている全校のみんなの傘をきれいに入れ直して整頓したのだそうです。そのことをきっかけに、一年間、ずっと同じようにやり続けた6年生なのでした。素晴らしいことです。気付いたこと、良いと思ったことを行動に表すことはとても大事なことです。きれいになった傘立てを見て、ほかの学年の子どもたちもそのことに気付き、行動できるようになってほしいと願います。子どもから子どもへつながるこうした行動が伝統となっていくのかもしれません。