R3.11月6日(金)

 みなさんこんにちは。今日はかがやきステージ3日目でした。その様子をお届けします。

【3の2】オープニングは区音楽会の発表曲の合奏でした。3年2組の曲は「茶色のこびん」。3年生は1クラスずつ曲が違うのです。オルガン、木琴、鉄筋、打楽器、そしてボディーパーカッションでの演奏は、ノリノリで明るくとても素敵な演奏でした。総合の発表は、学校の竹を使った取組です。子どもたちが最初に取り組んだのは「昔遊び」。コマ回しなどの昔遊びを楽しんでいるうちに、自分たちでおもちゃを作ってみようということになりました。そこで材料に選んだのが学校の竹林の竹です。まずは竹林に行って見た様子をビデオで伝えました。実際に竹をたたいたり、触ったりしながらおもちゃのイメージがわいたようで、最初に作ったのは竹ぽっくり。苦労しながら竹を切り、作った様子も伝えました。次に作ったのは竹の楽器です。子どもたちが命名した竹楽器の名前は「マラカスならぬマラ竹」「竹ギター」「竹の中に細い竹をつるして鳴らすカラカラ」「木琴ならぬ竹琴(たっきん)」「竹の技ロ」「竹ドラム」です。どの楽器も苦労して作りました。技術員の二人に竹を切り出してもらったり、地域の松尾さんにたくさんのアドバイスをもらったりしながら作った竹の楽器は、一つ一つ音色が違い、それが合わさるととても素敵な竹のハーモニーが生まれます。子どもたちは一人ひとりの音の違いがあるから合わさって素敵な音になる、という気付きをしていて、素敵だなあと思いました。運動会で踊った「ダイナマイト」の曲に竹の楽器をアレンジした演奏は、素晴らしかったです!

【2の1】生活科で出かけたまち探検のことと、身近なもので作った動くおもちゃのことを発表しました。まち探検では「石上公園チーム」「いたち川チーム」「アーケード商店街チーム」の発表。石上公園には自然がいっぱいあって、木と木の間をすり抜ける迷路もあるそうです。さすが2年生、素敵な発見!いたち川の川の流れの中にはいたちの銅像があるのですが、さて、何匹いるでしょう?という問題も出ました。答えは3匹です。シラサギを見つけてみんなで息をのんでみているビデオも発表しました。シラサギが川から飛び立ったときの子どもたちの「あっ!とんだ!」という声も入っており、子ども隊の感動が伝わりました。アーケード商店街の人たちはみんな優しくて、いろんな質問に答えてくれたそうです。店のシャッターに描かれた昔話の絵も紹介してくれました。11月でその絵はなくなってしまい、きれいに生まれ変われるようにする計画も聞いてきていましたね。箱やラップの芯を使い、動くおもちゃを作った子どもたち。風で動くおもちゃはよく走っていましたね!お家の方にも体験してもらいました。一緒に遊べて、楽しさも倍膨らんだようです。最後は、運動会で踊った「カイト」を披露しました。運動会で見られなかったお家の方もいて、とても喜んでもらいましたね。みんなが息を合わせて旗を振り、一つになって踊る姿に、保護者の皆さんも子どもたちの成長を感じていらっしゃいました。

【5の1】5の1の総合は「ストンプ」。みんなが元気になれるもの、クラスみんなでできるもの、そんな思いで決まったのがストンプでした。学校中、楽器にできそうなものを探し出した子どもたち。ボール、、跳び箱、バケツ、ちり取り、ごみ箱、なべ、デッキブラシなどなど、打楽器として、身近なものが出す音を探し出し、試し、曲に合わせて打つ音を考え、アレンジし、振付を考え、曲のどの部分でどれを鳴らすかを考え、試し、どうしたら息を合わせられるか考え、どうしたら楽しんでもらえるようになるのか考え、試し、と、子どもたちは、ずっと、探し、試し、考え、合わせ、また試し、考え、と試行錯誤をしながら一曲のストンプを完成させました。楽しみながら探し、試し、活動してきた子どもたち。ストンプの魅力を感じながら楽しんで活動しているきました。一つの曲を完成させるにはチームワークがなければできなかったことだと思います。しかし、子どもたちはなかなかです。このかがやきステージでは、見てもらい、意見をもらうことも目的にしていました。もっともっと腕をあげたいのだそうです。保護者の皆さんは、様々な「そのへんにあるもの」が楽しいストンプになるのを見て聞いてびっくりしながら楽しんで、たくさん拍手をしてくださっていましたが、まだまだ途中と感じている子どもたち。もらった意見をどのように反映させ、いろんな人を元気にできるパフォーマンスを創り出していくのか、これからが楽しみです。