R6.5月15日(水)

 みなさんこんにちは。今日は飼育小屋のうさぎを見せてほしいと保育園の園長先生からお電話があり、どうぞいらしてください、と伝えたところ、ニチイキッズ保育園の年長さんと年中さんが、2時間目の終わりごろから中休みの終わりごろにかけて学校に遊びに来ました。さっそくウサギ小屋に行き、中をのぞくと、いました、いました。ウサギのカプチーノがちょうど出ていました。網からのぞくウサギさんですが、子どもたちは「あっ!いた!いた!」「こっち向かないかな」「かわいい」と言いながら興味津々に見ていました。しばらくすると中休みになり、台小自然委員会の子どもたちがウサギの世話にやってきました。いつもの通り、水を取り替えたり、えさをあげたり、掃除をしたりするために、ミニ広場にウサギを連れてきました。すると、園児たちに気付いた委員会の子どもたちが、「さわってみる?」と子どもたちに声をかけました。だれの指示でもなく、ごくごく自然に声をかけていたのです。園児たちは、最初は「えっ?いいの?」とびっくりしていましたが、「背中をやさしくなでるといいよ」と声をかけてもらうと、そっと網の穴から手を入れて、ウサギをかわるがわる撫でていました。とてもうれしそうでした。園児の手が届くところにさりげなくウサギを連れていき、うさぎが怖がらないように手を添えながら園児に撫でさせている姿に本当に温かい気持ちになりました。園児が来ることは自然委員会の子どもたちは誰も知りませんでした。でも、そこにいる園児をみて、園児の気持ちを想像して、「さわってみる?」と声をかけていたのでした。とっても素敵な姿でした。心が育っているなあと胸が熱くなりました。

 園児さんたちはそのあと、トンボ池のメダカを見t理、アスレチックで遊んだりして帰りました。散歩のときはいつでも寄ってくださいね。待ってます。