R2.1225日(金)

みなさん、こんにちは。いよいよ明日から冬休み。今日の朝会は2020年最後でしたので、今年の台小を表す言葉で子どもたちの頑張りを伝えました。伝えた言葉は3つ。「びっくりぽん!」「コロナに負けずに頑張ろう」「最幸」です。朝会やHPで見つけてびっくりしたことを伝え始めると、子どもたちにもそれが浸透し、いろんなところで「先生、びっくりポンだね!」「先生、朝会で、このびっくりポン紹介したら?」そんな言葉が日常的になってきました。運動会や学校保健委員会では、コロナに負けず頑張ろう、という言葉を子どもたちがスローガンの中に入れました。手洗いや換気や三密など感染防止のための「負けない」もありますが、「気持ちで負けない」ということも子どもたちは考えていました。自分たちもみんなも笑顔になるように、と前向きな気持ちで様々な活動を創り出してきた子どもたちでした。「最幸」は運動会のスローガンにあった台小の子どもたちが考えた言葉です。考えただけでなく、それに向かって努力し、それを実感した子どもたちでした。

さて、今日は、5年生が「学年球技大会」を行いました。毎年、近隣校と行う区の球技大会が今年は中止になりましたが、自分たちだけでもやりたい、と取り組みました。サッカーとバスケットボールに分かれ、体育の時間にそれぞれに分かれて学習をしてきました。その成果がきょうの大会で発揮されました。サッカーでは、いろいろな攻め方、パスの回し方を作戦としていろいろ考えたのでしょう。声を掛け合いながらボールを回し、白熱した試合を展開していました。ゴールすると手をあげて喜び合い、ゴールが入らなかったり、パスが通らなかったりすると、「どんま~い」、と声がかかります。どの子も楽しそうに行っていました。バスケットボールは体育館で。男子チーム、女子チームごとに試合を行いました。こちらも、どのようにパスを回してシュートするか、いろいろ考えながら取り組んできたことがよく分かりました。団子にならず、パスが通るようにチームの中で守備ゾーンを決めていて、そこに出されたパスからのドリブルシュートの形が何回も見られました。こちらも互いに声をかけあい、「ナイス!」「ゴール下に注意だよ!」「パス、パス」などチームワークが発揮されていました。サッカーもバスケットも、子どもたちがとても和やかに、楽しそうに、本気で取り組んでいて、見ていてとても気持ちのいい試合でした。

そんな中、6年生が校庭や体育館に現れました。何と、5年生の球技大会を応援に来たのだそうです。6年生は、5年生の時の球技大会で6年生にアドバイスしてもらったり、応援してもらったりしていました。その嬉しさを、今度は自分たちが届けようとやってきたようです。『行っけ―、行け、行け、行け行け台小!押っせー、押せ、押せ、押せ押せ台小!いーけ!おーせ!台小!』という声援を5年生にかけていました。区の球技大会という対外試合でなくても、5年生の頑張りを応援しに来てくれた6年生に、5年の担任達は胸が熱くなったそうです。素敵なかかわりでした。

それではみなさん、よいお年をお迎えください!