R3.12月20日(月)

 みなさんこんにちは。今朝は氷が張っていたようです。朝、寒かったですね~。ブルブル。水たまりの氷を持ってきて見せてくれる子もいて、季節は本格的に冬であることを感じました。

 さて、今日の中休み、6年3組のクリスマスコンサートがありました。6年3組は総合で「グラスハープ」に取り組んでいます。ワイングラスに水を入れ、ふちを指でこすり音を出す、という楽器です。水の量やグラスの大きさや形によって出る音が違います。とっても優しい音で、やわらかい音が空間に余韻をもって響く、そんな素敵な音色を奏でる楽器です。クラス全員でできることをやりたい、自分たちも周りの人たちも笑顔にできることをやりたい、そんな思いで見つけ出したのがグラスハープでした。コロナ禍でなかなか人を呼んだり、出かけていって聞いてもらったり、ということができない中、かがやきステージでは保護者の皆様に聞いていただき、子どもたちもとても喜んでいました。なんとか自分たちが奏でる音色を聞いてもらいたい、と願う子どもたち。中休みに、希望者だけでも、ということで、体育館でのコンサートを開くことにしました。また、グラスハープの音色はクリスマスの雰囲気にも合う、ということで、この時期を選んでのコンサートとしたようです。

 曲は3曲。「きよしこの夜「ジュピター」「We wish you a Merry Christmas」です。サンタクロースも登場。とっても素敵な音色に、聞きに来た子どもたちもうっとり。体育館がとってもあったかいコンサートホールに変身しました。アンコールの拍手もおこり、それにこたえてくれた6の3の子どもたち。みんなが笑顔になって教室に戻る様子に、6の3の子どもたちの「自分もみんなも笑顔になれるように」という願いが伝わっていると感じました。自分たちから発信できること、それを嬉しく受け取れること、一緒に楽しさを共有し合えること、そんな、子どもたちが子どもたちに働きかけ、受け止める関係性を全校で持つことができる台小の子ども達って本当に素敵だと思います。子どもたちが互いに育ちあう、そんな営みになっていると感じたクリスマスコンサートでした。