R2.11月5日(木)

 みなさん、こんにちは。今日は抜けるような青空でしたね。校庭から見える青空の美しさに見とれてしまいました。

 さて、今日は、きのう行われた台小農園のサツマイモの収穫の様子をお伝えします。臨時休業中に畑ボランティアの皆さんに植えていただいたサツマイモ。今年の品種は「金時」です。暑い夏を超え、長雨を超え、秋晴れのきのう、6年生と1年生が収穫をしました。今回も畑ボランティアの皆さんが来てくださり、最初の写真にあるサツマイモ畑いっぱいに広がった葉と茎をまず刈り取ってくださいました。そのあと、子どもたちがさっそく芋ほりです。6年生と1年生がペアになり、「こんなふうにほるんだよ」と6年生に教えてもらいながら一緒に土の中からお芋を掘り出しました。「うわー!あった!あった!」「大きいのと小さいのといろいろある!」。土の感触と、土の香りを味わいながら、子どもたちの明るい声が農園いっぱいにひろがりました。6年生と1年生が全員で一緒に活動をするのはこれが初めてです。誰が言うでもなく、6年生は1年生の後ろに立ち、畑ボランティアの方が見えるようにしたり、1年生が芋をほりやすいように「このあたりをほってごらん」と声をかけたりと、自然と出てくる6年生の優しい姿に感動してしまいました。1年生も、安心したように6年生と一緒に芋ほりを楽しんでいました。例年だと、いつもお世話になっている6年生にお礼をしようと、1年生がスイートポテトを作ってごちそうする、という活動が行われているのですが、残念ながら今年はそれが出来ません。掘ったお芋は、土を落とし、甘みが増すように6年生が乾かしてくれる予定です。今年は各家庭に持ち帰りということになりますが、台小農園でのエピソードをぜひ感じていただけたらと思います。

 台小農園でサツマイモを育てることは、お芋を育てることだけでなく、収穫の喜びや季節を感じる心を育てること、他学年やまちの方と関わることの楽しさやうれしさ、優しい心を育てること等、たくさんのことを育てています。