R2.8月28日(金)

 みなさん、こんにちは。今週も暑い日が続きました。暑さの中の登下校、子ども達はよく頑張りました。学習もよく頑張っていました。低学年は生活科、3年生以上は総合的な学習の時間で、どのクラスも「こんなことをしたい」「こんなふうにやっていきたい」「どうしたらうまくいくかな。みんなで考えよう!」「やりながら考えてみよう」「地域の方に聞いてみよう」などなど、意欲的な姿がたくさん見られました。今週も、子どもたちの前向きな様子が光っていました。子ども達が創る各クラスの生活科、総合の時間。これからがますます楽しみです。

 さて、今日は、子ども達に大事な手紙を渡しました。新型コロナウィルス感染症に関する差別や偏見、いじめの防止に向けた文部科学大臣からのお手紙です。ニュースでも連日その話題が伝えられており、今週水曜日のTV朝会でも子ども達に投げかけたところでした。いじめ、という言葉で話をしました。「いじめはいけない、ということはわかっているのに、いろいろなところで、コロナのいじめが起きているそうです。人は不安や心配があると、人を責めて安心をする、ということがあるようです。いじめを起こさないようにするには、どんな気持ちを持つことが大切なんだろう。どんな考えをもつことが必要なんだろう。一人ひとり考えてみましょう。」という投げかけです。「いじめや差別はいけないからやってはいけません」と伝えるだけではなく、どうしていじめが起こってしまうのかを考え、そのうえで大切にしたい気持ちや考え方を、子ども達一人ひとりが自分の心に問いかけてみてほしいと思います。また、クラスで話し合ってみてほしいと思っています。今日はどのクラスでも、手紙を渡した後、担任が手紙を読んで子ども達に聞かせました。しんとして、言葉を受け止めながら聞いていた子ども達でした。

 わたしたち教職員も、この感染症を正しく理解し、感染症に対する不安から陥りやすい差別や偏見等について考え、子ども達が適切な行動をとることができるよう丁寧に指導をしていきたいと思います。また、医療従事者の方々や社会活動を支えている方たちへの敬意や感謝も、日常の中で丁寧に伝えていきたいと思います。

 文部科学大臣の手紙には、保護者や地域の皆様へ、という手紙もありました。本日一緒に渡しましたので、どうぞお読みになっていただければと思います。保護者の皆様、地域の皆様、教職員。子ども達の周りにいる大人が、一緒に子どもたちの心を支え、育てていきたいと思っています。

 写真1枚目は文部科学大臣からの手紙です。

 2枚目は、美しい花を咲かせる台小農園の今日のヘチマ。3枚目、4枚目は今日の「ぽつんとあさがお」です。今日は4輪咲いていました。1年生が、またまた種を見つけて持ってきてくれました。