R3.12月3日(金)

 みなさんこんにちは。今日は冬晴れの青空がきれいな一日でしたね。

 さて、今日は校長室の机と校内に飾ってある秋のものを紹介します。朝会で、イチョウの葉っぱの色の変わり方がいろいろある事や大きな葉っぱ、紅葉した葉っぱのことを紹介してから、たくさんの葉っぱを子ども達が見つけて持っできてくれるようになりました。もともとは、二年生が見つけた右左で色が違うイチョウの葉っぱをビックリぽんコーナーで伝えた事から始まりました。あれから2ヶ月。秋の不思議と綺麗さを楽しみながら、子ども達が見つけて持ってきた葉っぱや花びらを飾っていったら、秋のコーナーが出来上がってきました。子ども達も時々見に来て楽しんでいきます。

 そして校内には、一年生が生活科の秋の学習で作ったいろんな飾りが飾られています。秋を飾って楽しんでいる一年生ですが、学校の中にも飾って、みんなにも秋の楽しさを見てほしいな、という気持ちで飾る事を思いついたそうです。六年生の所に飾りに行くと、六年生がそれを見て一年生に話しかけていました。「かわいいの作ったね!」「楽しいね!」など、一年生を呼び止めて伝えている様子がたくさん見られました。他の学年の子どもも反応していて、こういう伝え合いができる台小の子ども達って素敵だなと思います。ものをみて、そこに相手を感じる事ができるということ、そうそう簡単にできることではありません。周りのものに関心や興味をもち、それを楽しむ・・・そういった気持ちのはたらき、心を動かすことの積み重ねがまずはそこにあると思います。そして、楽しいと思ったもの、自分たちが行なっているものを伝えたいと思うこと。これも夢中になれば沸き上がる感情です。台小では、そうした「伝えたい」という思いとをちゃんと受け止める気持ちを子どもたちが持っていると思います。伝えた後に感想をもらったり、という交流も自然とできていて、それが、学校全体で「伝え合う風土」というを育んでいるように思います。みんなが笑顔になるといいな、と考えて活動しているクラスもたくさんあります。こうした子ども達の良さを台小の伝統としてずっとつながっていけるようにしたいな、と思います。