R3.10月18日

 みなさん、こんにちは。今日は本当にいい天気でしたね。

 今日は台小農園が活気づきました。そう、冬野菜の種まきを2年生から6年生、5・6・7組、チューリップの球根を植える準備を1年生が順番に行ったのです。1年生は三橋農園で大根を育てているので、台小農園では、春を彩るチューリップを植えることにしました。 冬野菜は「大根」です。大根は大根でも「聖護院大根」。畑ボランティアの皆さんと地域コーディネーターの松尾さんが来てくださり、子どもたちが種をまきやすいように畝を作り、まき方を教えてくださいました。「まくまでの畑の支度はお手伝いしましたが、種を蒔いた後は、みんなの大根、みんなの畑だから、みんな頑張って育てるんだよ」と松尾さんに言われ、子どもたちは「うん、がんばる」「草取りとかしなきゃ、だね」「忙しくなるね」「おでんに最高の大根、楽しみだな」「去年の大根もおいしかったから、今年も頑張って育てよう」などなど、いろいろな反応がありました。聖護院大根はまるで「おおきなかぶ」のような大根です。これまで台小では、育てただいこんをふろふき大根にして、地域の方と一緒に食べる、というあたたかい交流を行なってきました。コロナ禍ですので、昨年度からそれは出来ていませんが、各家庭でおいしく食べられるように子どもたちはこれから世話をしていくことでしょう。日々の世話の積み重ねがおいしいだいこんにつながることを、子どもたちは体験で知っています。その喜びも知っています。その喜びにまた今年も出会える、ということを、子どもたちは無意識のうちに体にしみこませているように思います。豊かな体験だなあ、としみじみ思います。1年生と2年生はまだ体験できていませんが、きっと出来るようになると思います。台小ならではの豊かな経験のお話でした。