★4の1総合「しあわ紙」ついに学校デビュー!
R4.3月22日(火)
みなさんこんにちは。今年度ラストの週になりました。今週は、各クラス、学習や制圧、クラスや学年のまとめを行い、しっかりと今年度から来年度に向かう「節目」を自覚していく、そんな週になりそうです。
さて、4年1組は、今年度、手作りの和紙作りに取り組んできました。題して「しあわ紙」。しあわせと和紙を掛け合わせたオリジナルネームです。いいですねー。牛乳パックのリサイクルで紙ができる、ということを知り、紙すきの道具を学校中探して見つけ出し、試作を重ね、何度も失敗する中で名人に出会い、そこから飛躍的に技能が高まりました。紙づくりが、「自分たちがこうしたい」、と思う紙になってきました。こうしたい、という願いは、学校の中に紙すきで作った手作りの和紙を飾ったり使ってもらったりすることで、学校が優しい雰囲気になるように、手作りの温かさが感じられるように、みんなが明るく幸せな気持ちになれるように、というものでした。
今日、いろいろなところにその和紙が飾られたので紹介します。まずは「和室」です。地域交流室というんが正式名称の畳の部屋です。地域の方と子どもたちが活動した写真がたくさん飾られています。今年度と昨年度は出来ませんでしたが、地域の方がいらしたときに、ここで打合せをしたり、控室にしたりしていました。この和室には「障子」があります。この障子に和紙を張り、来てくださる人が温かい気持ちになれるように、とずっと願いをもち続け、こに部屋にあった和紙を追求し続けてきた子どもたちです。色を付けたり(淡い色です)、植物を入れ込んだりして、和の雰囲気優しい雰囲気を醸し出しました。
壁掛けも作りました。同じく和室とそして職員室前廊下、校長室にも飾ってくれました。しおりを作って地域の方や先生方に手渡しで、温かい言葉を添えて渡したり、試行錯誤の末、やっと自分たちに思いが形になった自慢の和紙をみんなに届けている子どもたちの表情は、とても優しく、自信にあふれていました。言葉遣いは謙虚で礼儀正しく、苦労を重ねたからこそ自分たちの願いをやっと込められた、という思いが言葉遣いや立ち居振る舞いに現れていると感じました。
素敵な風景が台小にまた増えました。素晴らしい活動をやり遂げましたね。4年1組最高!